花いけバトルの世界 高校生が熱い!!

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以前マツコの知らない世界で「花いけの世界」が紹介されていました。東京都千代田区の男子校、正則学園高等学校の生徒が、「花いけ」を始めて学校生活が180度変わったそうです。

 

180度も変わったとは、どうしてなのでしょうか。「花いけの世界」とはいったい何でしょうか。気になるので調べてみました。

 

「花いけ」とは、華道の○○流とはちょっと違うようです。

2011年に、一般社団法人花いけジャパンプロジェクトが「花いけ」の素晴らしさを広めることを目指し、イベントとして「花いけバトル」を始めました。

 

最初は、大人だけでしたが、2017年に全国の高校生が参加できる、第1回全国高校生花いけバトルの決勝大会を香川県で開催しました。

 

2017年第1回は、出場校123チーム、2018年第2回158チーム、2019年第3回187チームと年々参加チームが増えています。しかし、第4回、第5回は新型コロナ感染拡大の影響で無観客で行われています。

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全国高校生花いけバトルとは

大会ホームページはこちら

華道は、未生流、草月流、池坊など様々な流派があります。花のいけ方は流派の花形よって決まっていて、作品を見れば何流派か判断がつきます。

 

しかし、今回の「花いけ」は、流派の枠を超えていけようという企画で、企画・運営を東京都港区の一般社団法人花いけジャパンプロジェクトが行っています。

 

特に、流派の枠を超えてということが気になりました。どんな活動なのでしょうか。

 

全国高校生花いけバトル大会主旨は、日本の花文化を今の時代に、ふさわしいかたちで育むために、高校生が花をいける事を楽しみ、感性と創造性で花を表現することができる舞台です。

 

参加条件は、花を生けたいという想いを何よりも大切にし、流派、所属、部活動などすべての枠を超え、国内の高等学校に在学している生徒だったら、誰でも参加できます。地区大会にエントリーして勝てば、香川県で行われる決勝大会に進めます。

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大会の花のいけかたは、2人1組で5分以内、用意されている花器を使い、花材は用意されている中から選びます。

 

5分で花をいけるのは、非常に難しいと思います。2人のチームワークがとても大切ですし、感性が同じような2人でないと息が合わないだろうと思います。

 

ジャッジは、審査員と勝ち札を持った観客全員です。

 

審査基準は、表現点:花のいのちと向き合い、いけられていたか。作品点:完成した作品の評価。の2点です。高得点を得ても、減点される場合があります。花の保水などの状態で判定されます。

 

高校生が「花いけ」と向き合う

 

 

華道であれば、基本花形の教本があり本を見ながら、大枠の花材の長さや傾ける方向が決まっていて、大枠が決まれば全体のバランスを見ながらいけます。

 

当然、センスは必要ですが基本があるので、本を見ながら繰り返し学べば、ほぼ格好がつきます。

 

全国高校生花いけバトルでは、まだ花をいける経験が浅い高校生たちが大会の準備をどのように向き合って行っているのか、とても気になります。

 

マツコの知らない世界での、話す内容がとても気になります。

 

まとめ

 

華道は、センスの世界だと私は思っています。同じ花材でもどこの枝を使い、向き一つで見え方が全く変わります。

 

価格が高い花材を使えばいいというものではなく、花器に入った花材がいきいきとし、見せ方の工夫で、庭に咲いている花や葉っぱも主役になります。

 

全国高校生花いけバトルの大会主旨は、花をいける事を楽しみ、花をいけたいと想う心を大切にするというところに、とても共感しました。

 

日本は、四季があり、梅雨の長雨が緑豊かな山々を作り、多くの植物が楽しめる国です。道端に咲いている雑草でも可愛い花を咲かせていることがあります。その花を一輪つんで、家のコップにいければ、十分花いけといえます。

 

花を家の中にかざり楽しむ習慣は少しだけ心に余裕が生まれ、ほっとできるひとときになます。心に閉塞感があるときにこそ、植物に触れ生活に花を取り入れてみませんか。

 

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