今年は新型コロナウイルスの影響で、世界中の人々が大変な思いをしてきました。
日本でも、感染拡大防止のため、自粛生活を強いられ、我慢の時期が続きましたよね。
少しずつ、新しい生活様式にも皆さん慣れてきたでしょうか。
まだまだ新型ウイルスの感染には気を付けなければいけない毎日ですが、日本ではGO TOトラベルキャンペーンも盛り上がってきました。
感染対策をしっかり行って、久しぶりの旅行を楽しんでみませんか?
季節は秋、紅葉狩りにぴったりの季節です。
GO TOトラベルを上手に活用すれば、お得に秋を楽しむことができるでしょう。
さて、「紅葉狩り(もみじがり)」という言葉、なぜ「狩り」という言葉がついているのでしょうか?
何気なく使っている言葉でも、意味は分からないという方が多いのではないでしょうか。
今回は、紅葉狩りに注目して、その由来を書いていくとともに、見ごろの時期もご紹介いたします!
ぜひ、旅行を計画している方に読んでいただきたいと思います。
紅葉狩りの由来とは?すっきり解説!!
山や野に出かけ、きれいに紅く色づいた自然の紅葉をみて楽しむことを「紅葉狩り(もみじがり)」と言いますよね。
この「狩り」という言葉、なぜついているのでしょう。
「狩り」という言葉は、もともと獣を捕まえるという意味で使われていました。
それがやがて野鳥や小動物を捕まえる意味にも拡大し、次第に果物を採る意味にも拡大していきました。
「みかん狩り」や「ブドウ狩り」といった言葉はよく使いますよね。
これがさらには、草や花などの自然を眺め、自然を愛でる意味でも使われるようになり、「紅葉狩り」という言い方が定着していったというわけです。
今では日本人の秋の楽しみとして定着している紅葉狩りですが、平安時代は、紅葉狩りの名所が山や渓谷に多いため、平安貴族が出かけていくには大変で、風習として定着しなかったといわれています。
紅葉狩りが今のように庶民に楽しまれるようになったのは、江戸時代の中期ごろだといわれています。
そのころ、裕福な商人が現れるようになり、町文化が盛んになっていました。
そうすると、紅葉の名所に人々が押し寄せるようになったそうです。
その当時は、紅葉を楽しむために、木の下に弁当や酒を持ち込み、まるで花見のように紅葉狩りを楽しんでいたそうです。
紅葉狩りの見頃はいつ?
ここでは、全国の代表的な紅葉狩りを楽しめる名所と、見頃の時期をご紹介したいと思います。
気候によって、見ごろの時期も変わりますが、大体北から南へと紅葉していきます。
- 大雪山国立公園
北海道にある大雪山は、日本で一番紅葉が早く楽しめる場所です。
9月上旬にはナナカマドやカエデの紅葉が楽しめ、そこからゆっくり色づいていくため、10月上旬頃まで長く紅葉を楽しむことができます。
- 上高地
車で行くことはできませんが、ハイカーで賑わうのが上高地です。
長野県屈指の紅葉狩りの名所となっています。
10月中旬から下旬にかけて、カラマツが美しく紅葉し、のんびり散歩をしながら紅葉を楽しむことができます。
- 高尾山
東京都は思えないほど自然が広がる高尾山は、多くの人が訪れる紅葉の名所でもあります。
11月中旬から下旬に紅葉狩りを楽しむことができます。
- 中禅寺湖
東京から比較的近い、栃木県にある中禅寺湖は、観光地として一年中賑わっている場所です。
秋の紅葉の季節になると、遊覧船や川下りと一緒に楽しめ、おすすめです。
10月中旬から下旬が見頃となっています。
- 伊香保温泉
群馬県の伊香保温泉に、源泉湯本に赤い河鹿橋があり、そこは10月下旬から11月上旬にカエデ、クヌギ、モミジの紅葉を楽しむことができます。
絶好のフォトスポットとして人気があり、紅葉を楽しみながら温泉でもゆっくりすることができます。
- 青蓮院門跡
京都にある青蓮院門跡です。
京都は紅葉の名所がたくさんある場所ですが、その中でも青蓮院門跡は、美しい庭園や神社、寺などとともに紅葉を楽しめます。
夜になるとライトアップも行われ、紅葉とともに一面が星のように瞬くので人気の名所となっています。
10月下旬から12月上旬の長い期間、紅葉が楽しめます。
- 慧洲園
佐賀県にある日本庭園です。
池泉回遊式として作られた日本庭園では、背後の山できれいに色づくヤマモミジと流れる水のコントラストが素晴らしく、人気となっています。
11月下旬から12月上旬まで紅葉狩りが楽しめます。
まとめ
今回は、紅葉狩りについてご紹介させていただきました。
紅葉狩りを楽しめる期間は短いですが、全国各地の見頃の時期は異なりますので、時期に合わせて旅行先を決めるとよいでしょう。
ストレスが溜まりがちな毎日ですが、久しぶりの旅行で、きれいな紅葉に癒され、思いっきりリフレッシュしてみませんか?
ぜひ、GO TOトラベルを利用して楽しい旅行の計画を立ててみてください。