誰もが大好きなカレーパン。
外はサクサクして中はカレーが入っているパンで、この匂いにつられてついつい買ってしまうという人も多いのではないでしょうか?
カレーパンってとてもあとを引くお味ですよね。
食べ過ぎてしまうということもあります。
カレーパンって揚げてあるのが一般的だと思うのですが、揚げ物だと、カロリーも気になりますよね。
最近では、揚げてないカレーパンも出てきているとか。
これがまた人気になっているのです。
これからカレーパンについて詳しくお伝えしたいと思います。
なぜカレーパンは揚げてあるのかなど知ってしまうと見方が変わりますよ!
カレーパンはなぜ揚げるの?カレーパンの由来を教えて!
カレーパンってどこが発祥の地か知っていますか?
カレーはインドだし。と思ってカレーパンも外国からきたのでは!?と考えるかもしれませんが、実は日本で生まれた食べ物なのです。
なぜパンにカレーを入れようと思ったのでしょうか?
カレーパンの由来は、明治10年にさかのぼります。
明治10年に名花堂(現カトレア)(出典:食べログ)が洋食で人気だったカツレツとカレーを組み合わせてパンを作りたいと店主の中田豊治さんが言い出したのがきっかけと言われています。
でも、最初は、カレーが入っていなかったのです。この時は、具が入ったパンをカツレツのように揚げたいというだけだったので、現在のカレーパンとはちょっと違いますね。
そのほかにも逸話があって、練馬区のデンマークブロート(出典:食べログ)というお店が発祥の地とも言われているのです。
カレーを挟んだカレーサンドを販売して、それを揚げてみようかなと思い立って作ったとも言われているのです。
さらに、新宿の中村屋さんがインドカレーをヒントにして、カレーパンを作ったとも言われているのですが、中村屋さんは、小さなパン屋さんで作っていたパンを真似してカレーパンを作ったそうですよ。
現在のカレーパンは揚げてあるのですが、なぜカレーパン=揚げるとなっているのでしょうか?
カレーパンを作った当時、洋食がブームになっていてその中でもカツレツとカレーライスは人気の食べ物だったのです。
パン屋では、カレーライスとカツレツを合わせて作ってみようと思ったそうで、そこから、カレーパンは揚げて作るようになったのだとか。
当時、カツレツは高級な食べ物の一つでした。だから庶民の憧れのような食べ物だったのです。
だからカツレツのような形に作って、あげれば安くてカツレツのような味が楽しめるということで、揚げるようになったのです。
そしてもっと重要なのは、当時パンにカレーを入れて普通に焼くと、水分が多くなって上手に焼けなかったのです。
揚げることで、水分も飛び美味しいパンを作ることができたのです。
揚げないカレーパンが人気ってほんと!?
カレーパンといえば、揚げたものが普通ですが、最近はヘルシー志向も加わり、揚げないカレーパンも人気なのだそうですよ。
カレーパンは日々進化していて。製パン技術も進化してきているのでいろんなパンのタイプが可能になったのです。
揚げるだけでなくて、焼いたカレーパンもあるのです。
牛肉と野菜がゴロゴロ入っているカレーパンや、バターチキンのカレーが入っているカレーパン、モッツァレラチーズが入ったカレーパンなどいろんな種類も出てきているのです。
揚げない分、カロリーも抑えられるのでさっぱり食べることができるのです。
最近珍しいのは、食パンタイプのカレーパンもあるのです。マーブルパンのようにカレーが練りこんであってこれもまた美味しいですよ。斬新な食べ方ですよね。
揚げ物だとしつこくなってあまり食べられないという時は、焼きパンになっているカレーパンを買うことをオススメします。
カレーパンは食欲がすすみますね。書きながら食べたくなってきてしまいました。
まとめ
昔から愛されているカレーパン。
カツレツとカレーライスの良いところを一緒に合わせて作っていたなんて、初めに考えた人はすごいですね。
カツレツの形に似せるためにあのような形になっていたのですね。
子供から大人まで誰もが大好きなカレーパン。
焼きカレーパンも登場するなど、これからもどんどん進化して行くこと間違いなしでしょう。
いろんなカレーパンを食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。
揚げたカレーパンと一緒に、焼きカレーパンや食パンタイプのカレーパンもぜひ試してみてくださいね。