外食大手コロワイドによる大戸屋HDのTOB成立によって何が変わる?

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定食チェーンの大戸屋。安くて美味しいメニューが豊富だったのですが、業績よくなく、悪化しているのはとても悲しいことですよね。

人気メニューだった大戸屋ランチ720円などを廃止してしまい、どんどんお客も減ってきてしまったのです。

外食大手のコロワイドによって大戸屋ホールディングスへのTOBが成立したのですが、この間も大戸屋の業績は悪化しているのです。

コロワイドはどのように大戸屋を立て直していくのか、これから何が変化していくのかなど、詳しくお伝えしたいと思います。参考にして見てくださいね。

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大戸屋のメニュー価格への影響は?味も変わるの?

大戸屋は残念ながらどんどん業績が悪化しているのです。外食大手コロワイドとTOBが成立したのですが、最初は敵対的だったのです。

でも友好的に再建を目指したいというコロワイド側の考え方は変わらないのです。

大戸屋は1店1店、お店で調理してお客様に提供する方針で料理を届けていたのです。

でも、お客様には残念ながらそのことは伝わっていませんでした。

私も記事を読むまで知りませんでした。大戸屋さんはセントラルキッチンを持っていなくて、店内調理にとてもこだわっているのです。

だから、開店前にも仕込み作業をしたり、前の日からタレにつけたりなどするので、人手も多く必要なのと、労働時間も必要で、人件費もかさんでいるのです。

だから、安価で提供していたランチも辞めざる得なくなり、値段もあげてなんとか、人件費を賄おうとしていたのですよね。でも、現実は人気だった720円のランチを廃止してしまうことによって顧客が離れてしまうということになり、お客様に提供するまで時間がかかってしまったり、

さらに、商品のアピールもうまくいかなくて、どんどん赤字になってしまうという悪循環に陥ってしまったのです。

 

大戸屋の社長さんは、ランチを廃止してしまったことをとんでもないことをしてしまったとも打ち明けているのです。

今は、大戸屋ランチを790円(税込)にしてメニューを復活させているのです。

そして、全32品のうち4品の税込価格を値下げさせました。値上げをするのをやめたのですが、それでも、800円から900円代が中心なので、他のお店に比べるとちょっと高いのです。

店内調理に趣を置いている大戸屋なので店内調理の魅力をもっと顧客にアピールできればもっと変わっていけるのではと思います。

セントラルキッチンにしなくても、カット野菜など店内で仕込んだものと状態が変わらなければ使っていく気持ちもあるそうですよ。

 

コロワイドは大戸屋ホールディングスをコロワイドの子会社としてなんとか再建をしようと考えているのです。

ブランドは傷ついていないので、そのブランドを生かして展開させていこうと思っているのだそうですよ。

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大戸屋は、1000円以上超えているメニューが多かったり、品質が劣化していたり、提供時間がかかり過ぎていたりと問題が多いのです。

 

でも、安くて美味しい定食を提供することができたら、改善されていくでしょう。

品質を上げつつ価格は抑えながら、店内調理をする大戸屋の良いところを残しながら改革をして経営を再建する予定なのです。

仕入れコストの削減と、物流の効率化を測っていくことも重要なのです。

コロナのことがなければ半年で再建できるとも考えられているのです。

コロワイドは大戸屋レベルの給食を病院や介護施設にも届けられたらと考えているそうですよ。

大戸屋の味はそのまま守っていくと思われるので、コロワイドの傘下であっても変わらないでしょう。

そもそもTOBって何?何が起こってる?

TOB聞いてもすごく詳しい人でなければ、これってなに?ってなりませんか?

私もその一人で。

TOBとは、株式公開買い付けtake Over Bid を略した呼び方で、上場会社を買収したり、経営の実権を握るために使われたりするのです。

と聞いても、難しいですよね。一般にはあまり馴染みのない言葉ですよね。

新聞の広告などを使って、一定の価格で、一定の期間の間に、株式を買い取ることを表明して、不特定多数の株主から一気に株式を買い取る方法のことなのです。

その中にも、敵対的TOB友好的TOBがあって、敵対的だと、回収される株の買い集めに同意されていないのに、一方的に買い付けを宣言する方法なのです。

友好的なら、同意されて協力を得られている時なのです。

この株の買い付けによって、企業が上場しているグループ会社を完全に子会社化にしたり、グループ外の企業を傘下に収めたりするのです。

 

今回の場合は、コロワイドが大戸屋とTOBが成立したので、コロワイドが大戸屋を子会社として傘下にしたのです。

それにより再建も可能になりました。コロワイドが大戸屋の救世主になるでしょう。

まとめ

コロワイドが大戸屋をTOBしたことについてお伝えしました。

初めは敵対的TOBでしたが。。。コロワイドの傘下に入ることによって、業績悪化してしまった大戸屋をコロワイドの力でなんとか再建できると良いですよね。お店でしっかり調理していたことなど、大戸屋の良さがもっとより多く世間に知れると良いと思います。

安価で良い品質のお料理を提供できるようになれば、また大戸屋も賑わうこと間違いなしですね。

コロナなどに負けないで頑張ってほしいですね。

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