温暖化が進み、年々夏が暑くなっている気がします。
命の危険を感じるほど暑い日も多く、熱中症を防ぐためにも、日本の夏にエアコンは欠かせないものとなりました。
夏の間はエアコンがフル活動しているご家庭がほとんどではないでしょうか。
エアコンの買い替えのサインに要注意!お得な買い替え月って?
さて、大活躍のエアコンですが、10年以上同じエアコンを使っているご家庭では、「そろそろ買い替えの時期なのかな?エアコンの寿命ってどれくらいなんだろう…」
と、気になっている方も多いのではないでしょうか。
突然エアコンが壊れてしまったら困りますし、壊れた時、修理するか、買い替えるのか、迷ってしまいますよね。
目安として、エアコンの寿命をきちんと知っておきましょう。
総務省統計局によると、2人以上の世帯でエアコンの平均寿命は13.5年です。
このうち、7割以上が故障が原因で買い替えているようです。
エアコンにはメーカーごとに、エアコンが故障した時に修理するために必要な性能部品の最低保有期間が定められています。
大体どのメーカーも10年程度となっていますが、この最低保有期間が終わってしまうと、修理対応ができなくなってしまうのです。
ですから、購入して10年以上経って、エアコンが故障してしまった場合は、買い替えが必要となってしまうでしょう。
室内機の下の部分にシールが貼ってあり、そこに製造年と標準の使用期間が記されているので、確認しておくと大体の目安がわかりますよ。
では、実際買い替えをすることになった場合、おすすめの替え月というのはあるのでしょうか。
エアコンの購入は、6月~8月に集中するといわれています。
一年の半分がこの時期に購入されているのです。
ですから、この時期は、取り付け工事の依頼が殺到し、購入から取り付けまで1カ月近く待たされることもあるようです。
エアコンを購入する際には、この時期はなるべく避けて購入したほうが、スムーズに取り付け工事をしてもらえるでしょう。
エアコンを長年使い、寿命が近づいてくると、いろいろなトラブルが起こりやすくなります。
購入して7年以上経ったエアコンに下記のような症状が見られたら、それは買い替えのサインです!
買い替えを迷っている方はぜひ参考にしてください。
- エアコンをつけると、変な音がする
フィルターの掃除やメンテナンスをしても、異音がする場合は、室内機の送風ファンの故障や室外機の故障の可能性があります。
- エアコンから出る風が臭い
エアコン臭の元はカビの発生です。
フィルターの掃除をしても臭いがする場合は、フィルター奥のファンなどにカビが発生している可能性があります。
- エアコンの効きが悪い
冷風、温風が出にくい場合は、冷媒ガスが漏れている可能性があり、修理する必要があります。
- 室内機から水が漏れる
ドレンホースのトラブルが考えられます。
もしくは、フィルターの汚れによって、内部の結露水が漏れている場合がありますので、フィルターの掃除をしてみましょう。
- エアコンのリモコンが効かない
電源が入らない、温度調整ができないなど、エアコンの操作ができない場合は、エアコン本体に問題がある場合と、リモコンの故障の場合があります。
いくつかエアコンのトラブルを挙げてみました。
このようなトラブルが起き始めると、買い替えを検討する時期です!
10年以上経っている時は、修理をするよりは、買い替えの方がおすすめです。
いずれつかなくなるのは時間の問題になってきます。
夏の暑い日に突然壊れたことがあって、その時はとっさに業者を呼んだことがあるのです。
でも即答で、10年経ってるから、修理するより買ったほうが安いですよ。って言われたのですよね。
まずは、どのくらい使っているか予め確認しておきましょう!そうすると慌てなくてすみますよ。
家電製品は、故障してから買い替える人が多いですが、エアコンの場合、夏前から夏によく売れるので、必要な時にお店の在庫がなく、手に入らない場合もあるのです。
また、どうせ買い替えるならお得な時期に買い替えたいですよね。
エアコンの価格は、需要が落ちる8月、9月に下がるといわれています。
ただし、前述したように、8月は、取り付け工事の多い時期であり、すぐには対応してもらえない可能性があります。
ですから、9月に購入するのが、価格も安く、取り付けを待たされることもなく、おすすめといえそうです。
また、10月、11月はモデルチェンジの時期ですから、型落ち製品を狙うのであれば、この時期も安く買うことができるようです。
エアコンは、高額な買い物ですので、値動きに注意して、できるだけお得な時期に購入するようにしましょう。
エアコンの寿命を延ばす使い方
最後に、エアコンの寿命を延ばす使い方をご紹介したいと思います。
- こまめに室内機のフィルターを掃除する
室内機のファンに誇りがついて重くなると機械に過剰な負担がかかってしまいます。
フィルターは2週間に1回を目安にこまめに掃除しましょう。
- 室外機のまわりを整理する
コンプレッサーや熱交換器に過剰な負担がかからないよう、室外機の周囲はすっきりと片付けましょう。
また、夏場は日よけをして涼しくすることで、室外機にかかる負担を減らせます。
- 定期的に室外機の掃除をする
室外機の取り入れ口のごみを取り除いて掃除をしましょう。
そうすることで故障を防ぐとともに、冷房の効率もアップさせることができます。
まとめ
今回は、エアコンの寿命、買い替えの時期をご紹介させていただきました。
エアコンが故障したら、寿命を考えて、修理するか買い替えするかを考えましょう。
また、購入してから10年ほどたっている場合は、電気代を節約するためにも、故障する前に、お得な時期にエアコンを買い替えることもおすすめです。