小さいお子さんがいるご家庭では、どうしてもフローリングの足跡汚れが目立ちますよね。
子供は、公園にもよく行きますし、足の裏が汚れていることも多く、そのままフローリングの上を歩いて、汚れてしまったり…。
また、子供だけでなく、旦那さんが裸足でフローリングを歩いていることも気になっている主婦の方は多いと思います。
わが家も、子供と主人の足の汚れで、フローリングがいつも汚れてしまい悩まされていました。
今回は、そんなフローリングの汚れを簡単に落とす方法をご紹介したいと思います。
フローリングの汚れを簡単に落とすには?
フローリングの汚れと言えば黒ずみですよね。
黒ずみの主な原因はやはり足裏の皮脂汚れです。
この汚れを落とすためには、主に二通りの方法があります。
- アルカリ性洗剤を使って落とす
黒ずみの原因である足裏の皮脂汚れは、マジックリンなどのアルカリ性洗剤で落とすことができます。
しかし、この場合ワックスもはがれてしまう可能性があり、塗り直しが必要になる場合もあるので注意が必要です。
どうしても取れない黒ずみの場合のみ、アルカリ性洗剤を使うようにしましょう。
- 中性洗剤を使って落とす
食器用洗剤などの中性洗剤でも、黒ずみを落とすことができます。
中性洗剤であれば、ワックスがとれることもありませんので、普段の掃除は、中性洗剤を使うのがおすすめです。
【手順】
バケツに水をため、中性洗剤を小さじ1ほど入れ、その水を使って、雑巾を絞ります。
中性洗剤がはいった水を絞った雑巾で床を拭き、その後水のみで絞った雑巾でまた床を拭きましょう。
(この時、雑巾は固く絞りましょう。よく絞れていないと、フローリングに水滴を残すことになり、跡になってしまいます。)
そうすることで、見る見るうちに黒ずみは取れるでしょう。
足裏についた皮脂汚れの黒ずみはこの方法で取ることができますが、もし、黒カビでよごれているようなら、別の掃除方法が必要です。
無水エタノールを使って掃除をしましょう。
まず、雑巾でカビの表面をできるだけ拭き取ります。
その後、無水エタノールを80%に希釈したものをカビにスプレーします。
スプレーしたら、雑巾でしっかりと拭き取りましょう。
フローリングの隙間に生えているカビについては、歯ブラシなどを使ってこするといいでしょう。
ただし、フローリングによっては、無水エタノールで色落ちしてしまう場合もありますので、目立たない箇所で一度試してみてから使用するようにしましょう。
フローリングの足跡汚れを予防するには?
フローリングの足跡汚れを落とす方法についてご紹介してきましたが、できるなら汚れを付けず、簡単にお掃除は済ませたいですよね!
ここでは、足跡汚れを予防する方法を書きたいと思います。
フローリングの汚れを防止するためには、やはりワックスがけが一番です。
床ワックスで表面をコーティングすると、床はほこりや汚れが付きにくくなります。
また、たとえ汚れがついてしまっても、床材に直接ついたわけではないので、水拭きでさっと掃除することができるのです。
その上、フローリングが傷つくのも防いでくれますので、やはり床ワックスはかけておくほうがよさそうです。
最近では、たったまま楽にワックスがけができるように、ワイパーにつけてワックスがけ出来るものも販売されています。
ワイパーがあれば、広いリビングも楽にワックスがけ出来そうですよね。
また、それでもワックスがけが大変だというかたには、汚れを防止するシートを敷くのもおすすめです。
透明のフローリングに敷く汚れ防止シートが販売されていますので、それをあらかじめ敷いておくことで、床が汚れるのを防止することができるでしょう。
小さいお子さんがいる家庭では、足裏汚れだけでなく、お茶をこぼしたりというアクシデントもよく発生すると思います。
そういう時も、汚れ防止のシートをはっておけば、安心できそうですね。
また、ご主人の足裏汚れが気になるという場合は、家の中ではスリッパをはいてもらうようにしましょう。
そうすることで、皮脂汚れが直接床につくことを防いでくれるはずです。
ちょっとした工夫で、汚れを防止し、お掃除を楽にすることへつながるでしょう。
また、大事なことは、日ごろからまめにお掃除をすることです。
黒ずみよごれをそのままにしておくと、どうしてもよごれがたまり、取れにくくなってしまいます。
汚れに気付いたらすぐにお掃除する、こまめにふき取るということを心がけてください。
まとめ
今回は、フローリングの足跡汚れの簡単な落とし方についてご紹介させていただきました。
お子さんが小さいうちは、家が汚れるのも多めに見る必要がありますが、決してあきらめないでください。
ちょっとした工夫で汚れをつけずに生活できますし、汚れを取る方法を身につけておけば、案外簡単にきれいにすることができます。
お掃除を少しでも楽にするために、部屋をきれいに保つために、正しい知識を身につけておくことが必要です。