初めての妊娠、出産…。
まだ見ぬ我が子に会える喜びに幸せの絶頂だったはずが…。
いざ産んでみたら、想像以上に大変だった!
赤ちゃんはかわいいけれど、もう無理!辛い!逃げ出したい!
その気持ち、よくわかります!
私も2人の子供を育児中ですが、辛かった時期に何が辛かったのか、
それがいつまで続いたのかを思い出して書いてみたいと思います。
もしよろしければ読んでみてください!
出産までの生活とのギャップ
出産をするその時まで、私は自分のやりたいことを選択し、行動し、1日を終え、休むことができることが、当たり前でした。
それが、出産してわずか1日目から、
あれ?休むヒマないぞ?あれ?あれ?おーい、誰かー!私大仕事(出産)したよー!
ってなったワケです。
でも誰も声はかけてくれても、助けてはくれません。仕方がないので、持ち前の頑張り屋さんを発揮します。
でも、どんなに頑張っても終わりません。
終わらなければ、自分のことをすることはできません。
辛いよー!やりたいことをする自分で生きてきたのに。
そのギャップが辛さの原因でした。
睡眠不足と体調不良からのメンタル崩壊
1人目の出産は難産で、産後の貧血や傷の痛みは1か月以上続いたと思います。
それに加えて、授乳の痛み、乳腺炎、腱鞘炎、膀胱炎…とトラブルだらけ。
それでもお世話を休むことなどできない…もう爆発寸前!
そんなどんよりした雰囲気をまとった姿を見た旦那には、冷たいひとことを放たれ…。
こんな毎日が続くと思うと、外に出る気も起きず、何かを前向きにやってみようと育児を楽しむ余裕もなくなり、ただただ毎日が早く過ぎて、早くこの子が大きくなってほしいってずっと思ってました。
今思うと、そんな風に思ってしまって子供には本当に申し訳なかったし、かわいい時期なのにもったいなかったと思います。
けれどその当時の私は、そうでしかいられませんでした。
この小さな命を守らなければという責任感からくる過度なプレッシャー
1人目の子は、とにかくよく体調を崩す子でした。
ひどい時は、1か月の間に5、6回病院へ行くこともありました。
看病の大変さを身をもって知った私は、あまりの頻度に、少し子供がおとなしくしていると、
「体調が悪いんじゃないかっ?!」
とやや恐怖症気味になり、逆に子供をビビらせてしまっていたかもしれません。
元気でいて欲しいんです。元気が一番なんです。
そんな思いから、除菌・除菌・除菌…。
そして消毒・消毒・消毒…。
やりすぎも良くないのは頭ではわかってはいたんですがね。
とにかく、体調を崩さないようにと常に気を張って、辛かったです。
楽になった時期
辛いことばかり書いてしまいましたが、いつ頃楽になったかなぁと思い返すと、
1人目の子が幼稚園に入園した頃からでした。
やはり自分の為の時間を確保できるようになったことが大きかったです。
考え事もゆっくりとできるようになりました。
幼稚園に入る前も、預けようと思えば一時保育など利用できたのですが、風邪などをもらってくるのが怖くて結局一度も利用できませんでした。
主人に預けてリフレッシュ!もたまにさせてもらいましたが、その瞬間はすっきりしても、
「楽になった!」とは言えなかったです。
そう、常に子供のことが気にかかるからです。
でも、幼稚園は集団生活の始まり!
みんなで一緒にスタートして、色々と身につける年になったんだ!
そう思うと、自立への第一歩を応援する為に、私も成長していかなければと自然に思えたのです。
出産してから、初めて前向きになれた瞬間でした。
2人育児になって
そうは言っても、1人目が年少時の冬に産まれる予定だった2人目の育児のことを考えると、
「またあの辛い日々を過ごすのか…」
と憂鬱にもなりました。
ところが、いざ産まれてみると…
なんとびっくり!1人育児よりも楽になったのでした。
これはもしかすると、レアなケースなのかもしれませんが。
まず、出産がスムーズで、体調が良かったこと。
年の差が少しあるので、上の子が話を理解できるようになっていたこと。
そして何より、1人育児の時に1人目に集中してしまっていた私の意識が、
2人目が産まれたことで分散されたこと。
通っていた助産師さんにそのことを話すと、
「そうだよ、お母さんが楽になるってことは、子供も楽になるってことなんだよ」
と教えてくれました。
まとめ
私は自他ともに認めるマジメ人間です。
マジメなのはいいことのはずなのに、
マジメなお母さんであればあるほど、自分を追い詰めて苦しくなったり、
こうでなければと思って辛くなってしまうと思うのです。
でも、自分を大切にできる時、楽になる時が、「必ず」きます!
「リフレッシュが大事」とか「そのうち楽になるよ!」とか、
もう聞き飽きるくらい聞いたと思います。
そんな他人の言葉がすんなり心に入ってこなくても、
それぞれのペースで、それは必ずやってきます。
今、辛い思いをしているお母さんたちに、
この思いが届くといいなぁと、心から願っています。