レースカーテンの黒カビは落とせる?原因は?予防法と合わせて解説!

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突然ですが、カーテンって洗った事ありますか??

「大きくて・・・洗えない。」

「そんな汚れてないでしょ?」

と、思っている方。

今いるお部屋のレースカーテンを見てみてください。

下の方に黒い斑点がありませんか?

実はそれ。

カビなんです。

毎日のカーテンの開け閉めしていますよね?

その開け閉めによって、知らず知らずのうちにカーテンについているカビの胞子を室内にばらまいてしまっているんです。

筆者の家のカーテンも気づいた時には、

黒いシミがカーテンの下の方に。

カビだと気づき、あわてて洗濯機に放り込みましたが、全然落ちず・・・。

色々なことを試して、ようやく丸一日かけて落とすことが出来ました。

今回はその時の経験を元に、レースカーテンのカビの除去方法と、防止策をご紹介していきます。

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レースカーテンのカビの汚れを程度別に落とし方を紹介

まず、カーテンのクロカビ、どんな原因でできるのか。

実は「結露」が原因なんです。

結露によって発生した水滴、それにホコリや汚れがくっつきます。

そのエサを元にしてどんどんカビが増殖していきます。

「ん?えさ?クロカビって生きてるの?」

そうなんです。

実はクロカビの正式名称は「クラドスポリウム」といい、空気中に浮遊する糸状の菌です。

胞子を作り、芽を出して増殖していきます。

ここで厄介なのが、「芽を出して増殖していくこと」。

まるで植物の根のように深く深く繊維の奥に入り込み、まるでシミのように、ちょっとやそっとでは落ちなくなってしまいます。

まず、見つけた段階で早々に手を打つこと。

時間が経てば経つほどに、どんどん落ちにくくなっていきます。

 

【カーテン洗濯前の注意点】

①洗濯可能か。水洗い可能かの洗濯表示確認

②カーテンを傷つけないために、カーテンフックを外す

③洗濯する時は、プリーツに沿って綺麗に折り畳む。そして、ネットに必ず入れる。

 

【程度別洗濯方法】

・発生して間もないもの

だいたい時間が経つほどにカビは広がっていっているはずです。

黒い斑点シミがほんの少し(黒い斑点が数個)であれば、発生して間もない可能性があります。

その場合は割と簡単に落とすことができます。

 

(1)普通に洗濯。

レースの場合とてもデリケートな為、ネット必須です。

 

(2)酸素系漂白剤を使う。

「ワイドハイター」など、洗濯用漂白剤と30℃程度のぬるま湯で洗濯します。

 

 

・上記で落ちなかった場合、カビの斑点が多い場合

カビが繊維の奥まで入り込んでしまっている状態です。普通の洗濯では落ちません。

ではどうするのか。

 

(1)浴室の窓を全開にし、換気扇を回す。カーテンが浸かるくらいのぬるま湯と塩素系漂白剤を入れて、よく混ぜる。

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そこにカーテンを入れる。

しばらく放置し、その後普通に洗濯する。

 

(2)塩素系漂白剤をお湯で薄め、それを気になる部分につけて、歯ブラシで擦る。

 

(3)浴室でカーテンの気になる部分にカビ取り用の泡スプレーを直接噴射してしばらく置く。

 

1から3全て、塩素系の漂白剤を使います。

必ず換気をし、ゴム手袋などをつけて行ってください。

 

そして、塩素系漂白剤(キッチンハイターやカビ取りスプレー)は酸素系漂白剤と違い、布製品用に開発されたものではありません。

生地が傷む可能性がありますし、柄や色の着いているものは色落ちする可能性もあります。

使用する際は、その点を理解した上で使用してください。

ちなみに筆者は、浴槽にキッチンハイターとぬるま湯を入れて、レースカーテンを漬け込みました。

時間はだいたい20分から30分です。

すると、カビによるシミはほぼ無くなり、とても綺麗になりました。

塩素系は匂いがキツイので、漬け込んだあとは、洗濯をしてくださいね。

せめてこれだけはやっておこう!カビ予防

カビが発生すると、あとあととても大変ですね。

ならば、カビを発生させないように予防することが1番です。

では、どんな方法があるか。

 

(1)換気する

カビは湿度の高いところや空気が留まっているところが大好きです。

こまめな換気を行うことで、留まっている胞子が外に出ていきます。

 

(2)結露をとる

カビ発生の元凶は、「結露」です。

結露が溜まって、そこにホコリや汚れがくっつくことで、カビが増殖する絶好の環境を作り出してしまっています。

結露取りシートや、乾いた布で、結露をとるなどして、カビの餌を作らないようにしましょう。

まとめ

レースカーテンは年に3回程洗濯をしておくと、カビの胞子が着いていたとしても、除去することができ、常に清潔を保つことができます。

しかし、レースカーテン自体がとてもデリケートで繊細なものですね。

洗濯する時はネットに入れるのを忘れず、また、脱水は1・2分程でおしまいにしてください。

ハイターを使う時には種類を混ぜたり、こぼしたりしないよう、細心の注意を払って使用してくださいね。

いかがでしたか?意外と気づかないカーテンのカビ。

放っておくと、ちょっとやそっとでは落ちなくなってしまいます。

定期的な洗濯や確認をし、カビが生えないよう注意してくださいね。

また、カーテンだけでなくカビの胞子はカーテン傍の窓や床にも散っている可能性があります。

除菌シートなどで拭いておくと清潔が保たれますよ。

試して見てくださいね。

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