海上自衛隊イージス艦とは⁉最新鋭まやの凄さ‼

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最近テレビで特集され、ドラマなどで知られることが多くなった自衛隊。私たちもその活動や、演習で使用される兵器の凄さを知る機会がふえていますね。

あるタレントさんが、自衛隊に体を張って密着取材、その活動のすごさは想像を絶するものですね。あらゆる災害から日本を守る、いや、人の命を守る方々ですね。

今回は、ニュースでも取り扱われることが多い海上自衛隊が保有するイージス艦に着目し、その役目と、最新鋭イージス艦『まや』について調べてみました。

 

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海上自衛隊のイージス艦とは⁉

そもそも、イージス艦とは、何を意味するのか、私も知らないで『護衛艦』や『駆逐艦』なのかとおもっていましたが、大間違いですね。

 

イージス戦闘システム(英語:Aegis System搭載した『護衛艦』のことだと初めてしりました。そんなことも知らないで、自衛隊を語るなと、お叱りを受けそうですね。

艦隊には、『巡洋艦・駆逐艦・フリゲート艦』とそれぞれ役割の違いはあるが、その艦艇にイージス戦闘システムを搭載したものを総称してイージス艦と呼ばれている。

では、イージス戦闘システムとはどんなに凄いシステムなのか、その威力には驚かされます。

 

イージス戦闘システムの凄さとは‼

イージス戦闘システムとは、レーダーなどのセンサーシステムとコンピューターがリンクする情報システムにミサイルとその発射機などの攻撃システムと連結させるものです。

 

防空に限らず、目標の捜索から識別して、判断から攻撃に至るまで迅速に行うことができる。簡単にいえば、攻撃しようとする敵の航空機やミサイルなど、空の脅威に対して迅速に攻撃するシステムです。

 

このシステムを搭載した護衛艦の役割は、空の脅威だけではなく、『対空・対艦・対潜水艦』とあらゆる局面から艦隊や国土を守る大切な役割を担うといえます。

 

さらに、資源の少ない日本に資源を輸送する『シーレーン』守る目的も担い建造されたイージス艦なので、『シーレーン』を防衛する役目もあります。大変な任務ですね。

 

日本の3タイプのイージス艦

海上自衛隊には3タイプあり、『こんごう型』『あたご型』最新鋭の『まや型』があります。見た目はあまり変わらないが、実は、それぞれの時期(世代)によって異なる仕様で建造されているそうです。

 

これは、あらゆる攻撃から国土を守るという使命と、その時代に合わせた開発力の進歩だといえます。

 

海上自衛隊が保有するイージス艦

イージス艦は、その時代の変化で、その世代に対応するために改良がくわえられ、現在まで、3世代のイージス艦を就役させています。

 

第一世代『こんごう型』

旧艦隊では、速度が遅く航続距離も短く、超音爆撃機の対応に不安があることから、1993年にイージス攻撃システムを搭載した一番艦である護衛艦として就役しました。

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のちに、『きりしま・みょうこう・ちょうかい』と4隻が1998年までに就役している。

 

第二世代『あたご型』

2007年に『こんごう型』をさらに進化させ、ステルス性能を向上させた『あたご型』が就役した。

 

こんごう型にはなかったヘリコプターの格納庫を設け、イージス戦闘システムも、当時の最新バージョンを導入している。2008年に『あしがら』が就役し、あたご型は2隻となった。

 

第三世代最新鋭『まや型』

さらに、弾道ミサイルなどの脅威などから『あたご型』をベースに開発されたのが『まや』です。

 

味方の航空機や艦隊と情報を供給できるシステム共同交戦能力『CEC』も搭載されている最新鋭『まや』が2020年3月に就役し、さらに、2021年3月に2番艦の『はぐろ』の就役が予定されている。

 

最新鋭のイージス艦『まや』のすごさとは

出典:海上自衛隊ホームページ

第二世代までのイージス艦では水平線以遠の艦隊や、超低空飛行する巡航ミサイルなどの目標を見つけることが困難であったが、『まや』は共同交戦能力『CEC』を導入し対応した。

第二世代までのイージス艦では水平線以遠の艦隊や、超低空飛行する巡航ミサイルなどの目標を見つけることが困難であったが、『まや』は共同交戦能力『CEC』を導入し対応した。

共同交戦能力『CEC』とは

共同交戦能力『CEC』は、航空自衛隊が有する航空機のレーダーでとらえた水平線以遠の艦隊や超低空飛行の巡航ミサイルの情報を受け取り、艦艇から攻撃することができるすごい能力を持つ艦艇です。

 

まや号はエンジンにも工夫が

『まや号』はエンジンも今までとは違います。第二世代までは、ガスタービンエンジンだけで航行していて、低速航行では、燃費が悪いといわれていました。

 

しかし『まや号』は、エンジンも進化しています。

 

低速航行や巡航時にガスタービンエンジンで発電した電力モーター駆動しスクリューを回し航行する、今風にいえば、『ハイブリッドエンジン』ともいえますね。

高速航行時モーターに加え別のガスタービンエンジンを駆動させるシステムで、『ガスタービンエレクトリック・ガスタービン複合推進』と呼ばれる推進方式を搭載しています。

 

その時代背景により、イージス艦も改良を重ね進歩し、さらに第四世代へと進化を続けるのでしょうね。

まとめ

イージス艦とは、イージス戦闘システム(英語:Aegis System)を搭載した進化し続ける『護衛艦』のことです。

今回は、2020年3月に就役した、イージス艦『まや号』について調べましたが、国土を守り、人の命を守る自衛隊の活動と、そのすごさを、私も少しは垣間見ることができたのではとおもいます。

その時代背景が世界を進化させ、さらに改良された兵器が開発されています。それに対応すべき、化学技術の進歩が求められていく時代ですね。

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