子育ての悩み!わが子が嘘をつく?!
子育てに悩みはつきものです。
子育てに正解はありません。
だからこそ、皆、世の中のお母さんお父さんは、子育てに悩み、模索しながら奮闘しているわけです。
今回は、そんな子育ての悩みの中でも、「子供が嘘をつく」という悩みについて、私の実体験をもとに書きたいと思います。
わが家には、小学二年生の息子がいます。
そんな息子が、ある時から、よく嘘をつくようになりました。
そんな中、私が一番ショックを受けた嘘についてお話ししたいと思います。
息子は、近所のピアノ教室に通っているのですが、いつものように一人で教室に行き、帰ってきた時のことでした。
息子は、帰ってくるなり私に、「ママ!今日はピアノが上手に弾けて、先生にすごく褒められたよ!」そう言ってきました。
私は、息子のことを褒めつつ、そんなに練習していたかな?と少し疑問でした。
すると、しばらくするとピアノの先生から、連絡がきたのです…。
「今日、○○くん(息子)、レッスンに来なかったんですが、どうされましたか?」という内容でした。
私は驚きのあまり、一瞬頭が真っ白になりました。
何と息子は、ピアノをさぼったあげく、レッスンで褒められたという嘘まで私についていたのです!
私は、信じられない気持ちとショックで、しばらく何も考えられませんでしたが、冷静になってくると、だんだん怒りがこみ上げてきました。
息子のことを、今までで一番怒ったのが、この日だったと思います。
怒る私に、息子はひたすら泣くのみ。
そんな息子の態度にますます私は腹が立ってしまい、どうして嘘をつくのかと責め立てました。
すると、息子は一言、こう言ったのです。
「ママに褒めてほしかったから…。」
その言葉は、かなりの衝撃でした。
息子は、私に褒めてほしい、その想いから、私に嘘をついていたのです。
子育ての悩み!気づけばわが子を怒ってばかり?!
子育てをしていると、わが子を想うばかりに、ついつい、怒ってしまってばかりになっていませんか?
きちんと躾けたい、少しでも優秀になってほしい、そんな熱い想いを持っている親ほど、子供のことを怒ってばかりになりがちです。
振り返れば私も、最近子供のことを怒ってばかりでした。
テストで90点をとったとき、間違った問題ばかり指摘して、正解しているところには、全く触れていませんでした。
ピアノの練習をするのは当たり前で、弾けないと怒ってばかりでした。
自分から練習していること自体を、もっと褒めてあげればよかったのに…。
息子が私に嘘をついたときも、なぜ嘘をついたのか、息子の気持ちに全く寄り添っていませんでした。
ただただ、頭ごなしに、「嘘はだめ!嘘は最悪!」と、嘘をついていけないということだけを、伝えていました。
「ママに褒められたかったから…。」
この言葉は、かなり胸にささりました。
息子は、私にもっと褒めてほしかったんだ、認めてほしかったんだ…そんな想いをさせていたなんて、これまでの自分の言動をすごく反省しました。
誰だって、怒られてばかりでは嫌になってしまいますよね。人は、褒められて伸びるものですし、誰かに認められることでやる気が出ます。
大好きなお母さんに、怒られてばかりだと、子供は自己肯定感が低くなってしまいます。
わが家のように、嘘をついてしまう可能性もあるのです。
子育てが大変なのはいつまで?!
子育てが大変なのはいつまでなのでしょうか。
小学校に入学すると、子どもは、ある程度のことは、すべて自分でできるようになります。
送り迎えが必要だった幼児期に比べると、自分で登下校する小学校は本当に楽です。
一気に手がかからなくなり、すっかり、子育ては楽になったと感じてしまいました。
しかし、子育てに楽な時期はないのかもしれません。
夜泣きに悩まされた乳児期、手が付けられなかった二歳のイヤイヤ期、なかなか言うことを聞いてくれなかった幼稚園時代、その時々でいろんな悩みがありました。
小学生になると、一見楽になったと思いきや、精神的な面で、難しいところがたくさんでてきました。
もしかしたら、子育てって、成長すればするほど難しくなっていくのかもしれません。
また、子育てが大変な時期は個々で違うと思いますし、一概にいつが大変ということは言えません。
ただ、子育ては、大変なこともたくさんありますが、それ以上に、感動や成長する喜びにあふれていることも忘れてはいけません。
大変な時期があっても、それ以上の楽しみや感動があるからこそ、乗り越えていけるのだと思います。
まとめ
今回は、実体験をもとに、子育ての悩みになどについて書かせていただきました。
子育てに正解はなく、とても大変なものです。
しかし、一番大切なことは、どんな時も、子供の気持ちに寄り添ってあげることです。
子供が嘘をついたときは、その背景に何があるのかをしっかり見極めることが大切です。
子供のことを怒ってばかりはいませんか?
子供の嘘には、親に認めてほしい、褒められたいといった想いが隠れているのかもしれません。
もう一度、日ごろの子供との接し方を見つめなおして、よりよい親子関係を築いてください。