社会人になると、会社の上司やお客さんと食事に行くことも増えていくでしょう。
学生時代は、食事マナーなんて、気にしていなかった人でも、社会人になって常識がないと思われるのは困りますよね。
改めて調べてみると、自分が意外と普通に食事マナー違反をしていることに気が付くかもしれません。
食事は、毎日のことですから、最低限のマナーは身につけておきたいですよね。
意外と知られていない食事マナーもありますので、今回は見直していきましょう。
知っておくと自慢できる正しい食事マナーもご紹介しますので、参考にしてみてください。
えっ?!これってマナー違反なの?意外と普通にやっていること4選
まずは、意外と普通にやってしまっている可能性が高い、マナー違反について見ていきましょう。
肘をついたり、椅子に寄りかかって食事をする
食事をする時のマナーの基本は、正しくきれいな姿勢で食事をすることです。
当たり前のことだと思う方もいるかもしれませんが、ついつい背中を丸めて食べていませんか?
改めて、自分の姿勢を見直してみましょう。
椅子に寄りかかったり、テーブルに肘をついて食事をする姿は、とてもかっこ悪いですし、食事もこぼしやすくなってしまいます。
今一度、食べるときの姿勢を意識してみましょう。
姿勢をきれいにするだけで、一緒に食事をする人に、上品な印象を与えることができるでしょう。
箸の使い方
箸を正しく使うのは、食事マナーの基本です。
箸の使い方が下手だと、育ち方や人柄を悪く評価されかねません。
それくらい、箸の使い方は、よく見られていますし、正しく使うことが求められます。
箸の持ち方を改めて確認することはもちろん大切ですし、刺し箸や迷い箸、寄せ箸をしないことも基本です。
刺し箸:箸でつかみにくい食べ物を箸で突き刺して食べること。
迷い箸:皿の上で箸をあちこち運び、どれを食べようかと迷うこと。
寄せ箸:遠くの皿を箸で引き寄せること。
手を受け皿代わりにしている
料理を口に運ぶとき、箸を使っていないほうの手を、下に添えて、手皿にしていませんか?
一見上品そうに見えるこの動作ですが、実はマナー違反です。
これには驚く方も多いのではないでしょうか。
特に女性は、良かれと思って、この動作をしている人が多いかもしれません。
しかしこの動作、もし手のひらに料理がこぼれてしまったら、手が汚れてしまいます。
手が汚れるのは行儀が悪いことだとされているんですね。
手を添えるよりは、小皿などをつかって、受け皿とするようにしましょう。
ワインを注いでもらうとき、ワイングラスを持たないようにする
洋食レストランで、ソムリエにワインを注いでもらうことがありますよね。
そんな時、ワイングラスを持ってしまったことはありませんか?
注いでもらうとき、丁寧な態度をとったつもりで、ワイングラスに手を添える人がいますが、実はこれはマナー違反なのです。
ワイングラスはテーブルに置いたままで、注いでもらうのが正しいということを知らない人は結構いるようです。
また、ワインを飲むときのワイングラスの持ち方にも注意が必要です。
白ワインと赤ワインで違いがあります。
白ワインは、冷たい状態で飲めるように、グラスの脚の部分を持つようにしなければいけませんが、赤ワインの時は、グラス部分に指が触れてもいいことになっています。
良かれと思ってやっていたことが、マナー違反だったことに気付き、驚いている方も多いのではないでしょうか。
やってしまいがちなマナーについてあげましたので、今後の参考にしてみてください。
実はこれもマナー違反です!知っておくと自慢できる正しいマナー和食洋食中華
さて、ここでは知っておくと自慢できるような和食洋食中華の正しいマナーについてご紹介したいと思います。
和食
日本料理の店では、箸置きを使うことも多いと思います。
箸を置くときは、箸先3センチ程を箸置きから出るようにしておきましょう。
若い人の中には、箸置きを使ったことがほとんどない方も多いと思いますが、細かいマナーを知っておくと自慢できるでしょう。
洋食
洋食レストランでは、手や口元が汚れた時のために、ナプキンが用意されています。
店側が用意してくれているのに、自分のハンカチを使ってしまうと、失礼な行為に当たります。
ナプキンが用意されている場合は、そちらを使うようにしましょう。
中華
中華と言えば、丸い円卓ですよね。
円卓は時計回りに回すのが基本です。
最初に取った料理だけは、全員が取り終えてから食べるのがマナーですので、取ってすぐ自分だけ先に食べてしまわないように気をつけましょう。
まとめ
今回は、食事マナーについて書かせていただきました。
社会人として、恥ずかしい思いをしないように、基本的な食事マナーは身につけておくようにしましょう。
また、今回は知っておくと自慢できるようなマナーについてもご紹介させていただきましたので、身につけておけば、今後きっと役に立つと思います。
ぜひ参考にしてみてください。