トイレの水が溢れた!対処と掃除の方法を徹底解説!逆流防止!!

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いきなりですが、お家のトイレの水が溢れてしまったことありますか?

詰まり以外でも別な理由で溢れ出してしまうんです。
今回は、トイレの水が溢れてしまったときの掃除の仕方や、溢れてしまう前にしておくべきことをご紹介します。

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トイレの水が溢れる理由3つ

① 便器の中に異物が詰まってしまう。

② 排水溝が詰まってトイレに逆流してしまう。

③ 災害などトイレや排水溝の問題以外で逆流してしまう。

 

①②は何となく想像が出来ると思います 。
排泄物と共に使用した、トイレットペーパーの量が多すぎたことで詰まってしまう。
生理用品を誤って流してしまう。
下水管の破損で逆流してしまうなど。

 

では、③で逆流してしまう理由は、なんでしょう?

1.豪雨によって排水処理が間に合わなくて逆流してしまう。

2.マンホールに砂や水か大量に流入して逆流してしまう。

 

この2つです。

よく、豪雨などで、床下・床上浸水すると、トイレが逆流することがあると聞きます。

「うちは川が近くにないから大丈夫だな。」

「床下・床上浸水しなければ大丈夫だな。」
と、安心していると、近くのマンホールに大量の水や砂が流入してしまった時、とつぜんトイレの逆流がおきて、大変な事になってしまうかもしれないですよ。

 

 

 

トイレの水が溢れる前にやっておくべきこと

①の場合は詰まるようなものを流さないよう「気をつけること」くらいしかないのです。

子どもの場合は、トイレットペーパーを使いすぎて、よく詰まらせることがあります。
筆者は、保育士として働いていましたが、よくトイレが詰まってしまって大変でした。
そんなときは、「1回で使う長さは、このくらい」と、一目で長さがわかるように、トイレの壁に、長さの見本を貼り付けておくといいですよ。

②は事前に防ぐことは難しいですが、修理会社を事前に決めておき、すぐに連絡を取れるようにしておくことが大切です。

 

③は事前に防ぐことが出来ます。

どんなことをしておけばいいのか。

それは「水のう」です。

以下に作り方を記載しますね。

(1)40リットルから45リットルほどの大きめの袋の半分ほどまで水を入れます。

(2)空気を抜いてしっかり固めに縛ります。

(3)トイレの中に入れます。

 

これでOKです。案外簡単ですよね。

使うタイミングとしては、

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【1】トイレが流れづらく、水位が上がったり下がったりしている。

【2】ゴポゴポという音がしている。

 

以上の2つです。
このどちらかの状態になったら、迷わず逆流防止をしましょう。

また、他の箇所(ふろ場の排水溝や洗濯機の排水溝など)も、トイレと同時に「水のう」でふさいでおきましょう!

 

トイレの水が溢れてしまったら

もしトイレの水が溢れてしまったら、とりあえず必要以上に水を流すことはやめましょう。
溢れ出してしまい、かえって掃除が大変になってしまいます。

まず、何が原因で逆流しているのかを見極めましょう。

それから行動に移します。

①(便器の中に異物が詰まる)の場合

・ぬるま湯(40~60℃。熱過ぎると便器が割れるので注意!)で溶かしながら流す。
重曹と酢を使って流す。
・・・こちらは、トイレットペーパーなど水に溶けるもの限定です。

 

・ラバーカップを使う。

・・・キュポン!っというドーム型の黒いものに棒がついているあれです。
ただ、今はあまりお家に置いてあることがないですよね・・・。

 

・ワイヤーブラシを使う

・・・引っかかっているものを、引っ張り出したり、押し込んだりするために使えます。

 

 

②(排水溝が詰まる)の場合。

・・・即、修理業者に連絡です。排水溝で詰まってしまうと、素人には、どうにもできません。

 

③の場合。

・・・出来れば事前に「水のう」でふさいであると、逆流も最小限で済むのですが、してない場合は、おそらく便器から溢れだしてしまいます。

溢れ続けている場合は、すぐに「水のう」をしましょう。

その後溢れ出してしまったものの掃除をします。

【1】まず汚染物質であるので、手袋やマスクを忘れずに着用しましょう。

【2】ペーパータオルなどで溢れ出したものを拭き取ります。
拭き取ったものは、袋に入れてください。
袋は二重にしてください。

【3】汚染物質があった場所にペーパータオルを敷きつめ、次亜塩素酸(ハイターと水で簡単に作ることができます。)を、その上に撒きます。

【4】10分ほど放置したあと、ペーパーごと捨てましょう。

【5】その後、水拭きをして終了です。

※ノロウイルスの消毒方法を参考にしています。

 

まとめ

トイレの逆流では、汚染物質が室内に入って来てしまうので、万が一あふれ出してしまったら、その後の処理がとても大変です。
あふれだす前に、少しでも「あれ?おかしいな。」「なんか変だぞ。」と思ったら、上記の方法を実践してみてください。
また、大雨などの災害時には、急に状況が悪化してしまいます。
「まだ大丈夫だろ」と様子を見ていると、間に合わなくなってしまいますので、早め早めに対策を打ってみてくださいね。

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