キッチンやお風呂や水筒まで、ステンレス素材はいろんなところに使われています。
使い始めたばかりの頃のステンレスの流し台は、ピカピカきれいに輝いていたのに、使っていくうちになんだか白っぽく曇ってきた…。
そんなステンレスの汚れに悩まされている方は多いと思います。
ステンレス素材というのは、とても丈夫で、いろんなところに使われていますが、汚れが付きやすいのが難点です。
いったん取れにくい頑固な汚れがついてしまうと、お掃除も大変になってしまいます。
今回は、そんなステンレスのお掃除の仕方をご紹介したいと思います。
お掃除のコツを掴んで、きれいな状態によみがえらせちゃいましょう!!
ステンレスの流し台をきれいに掃除しよう!
まずは、ステンレスの流し台のお掃除方法をご紹介したいと思います。
キッチンの流し台には、いろんな種類の汚れが付く可能性があります。
考えられる汚れとしては、油汚れ、水垢、黒カビなどがあります。
汚れによって、お掃除の仕方も変わってきますので、汚れ別のお掃除の仕方をマスターしていきましょう。
●油汚れ
べたべたとした油汚れには、アルカリ性の洗剤を使いましょう。(手に付くと肌荒れしてしまいますので、ビニール手袋をしましょう。)
アルカリ性の洗剤を、汚れている部分に吹き付け、スポンジなどでこすりましょう。
汚れを落とした後は、水拭きして、洗剤をよく落とせば完了です。
アルカリ性の洗剤がない場合は、重曹も効果的です。
スプレーやペースト状にして汚れた部分に吹き付けます。しばらく時間をおいて汚れを浮かせてから、拭き取れば汚れが取れます。
●水垢
水垢はアルカリ性ですので、先ほどの油汚れにつかった洗剤では落とせません。
酸性のお酢を使って水垢をおとしましょう。
お酢と水を1:2で混ぜ、汚れた個所にスプレーします。
1~2時間置いてから、スポンジでこすると、汚れを落とすことができるでしょう。
お酢の他にも、酸性のお掃除グッズとして、クエン酸スプレーもおすすめです。
水100mlに小さじ1/2のクエン酸を混ぜたクエン酸スプレーを使いましょう。
●黒カビ
なかなか落とせない頑固な黒カビには、漂白剤を使いましょう。
除菌、漂白効果のある漂白剤をつかえば、落ちにくい黒カビでも簡単に落とすことができます。
黒カビに漂白剤を吹き付けて、2~3分置いたら、その後しっかり水で洗い流しましょう。
また、重曹+クエン酸の力でも黒カビを落とすことができます。
重曹を振りかけた後、その上からクエン酸を振りかけます。
さらにそこへぬるま湯をかけると、泡がぶくぶくと出てきます。
そこからさらに30分ほど置いたら、ブラシでこすって水で洗い流しましょう。
流し台の汚れは、酸性とアルカリ性の汚れがありますので、それぞれに応じた洗剤をつかって、きれいにお掃除することができます。
重曹とクエン酸はお掃除のいろいろな場面で活躍しますので、常備しておくと重宝するでしょう。
コツさえつかめばステンレス製水筒の掃除も簡単!
ステンレス製の水筒は、真空断熱構造なので、保冷にも保温にもすぐれていて、とても重宝しますよね。
でも、ステンレス製の水筒は、正しい洗い方をしないと水筒自体が痛んでしまいます。
また、きちんと掃除できていないと、衛生面も心配になりますよね。
ここでは、ステンレス製水筒の正しいお掃除の仕方をご紹介したいと思います。
ステンレス製の水筒を洗うときにあると便利なものが、柄のついた長いスポンジです。
こればあれば、簡単に水筒の底までしっかり洗うことができます。
中性洗剤をつけて、しっかり底のほうまで洗いましょう。
柄の長いスポンジがない場合は、食器用のスポンジを菜箸で挟み、輪ゴムなどでとめて代用するのもおすすめです。
固めのスポンジやブラシは、水筒を傷つけやすいので避けてください。
ステンレスは大変傷つきやすいので、ボトル部分を洗うときは、やさしく洗うのがコツです。
また、洗った後は、逆さまにして水きってからよく乾かしましょう。
すすぎにお湯を使用すると、水切れもよく、乾きも早くなるのでおすすめです。
すすぎ残しがあると、痛める原因になるので気をつけましょう。
それから、水筒を毎日使用している場合は、一週間に一度くらいを目安に、塩素系漂白剤を使ったつけ洗いをするのをおすすめします。
衛生的に使うために、つけ置き洗いもしっかり行いましょう。
コツさえつかめば、ステンレスの水筒は簡単にお掃除することができます。
ぜひ、試してみてください。
まとめ
今回は、ステンレスの掃除方法をご紹介させていただきました。
白くくもってしまったステンレス素材も、適切に掃除してあげれば、見違えるほどきれいになります。
ピカピカきれいになったステンレスの流し台は明るくてとても気持ちがいいですよね。
お掃除しにくいと思っていたステンレスの水筒も簡単にお掃除できることがわかりました。
ぜひ、きれいにお掃除して、長い間きれいな状態で使えるようにしましょう。