男の子の子育ては大変…と、よく言われます。
わが家には二人の息子がいますが、長男が幼児期の頃は、さほど男の子だから大変…と思ったことはありませんでした。
比較的おとなしいタイプで、真面目なタイプだったので、楽だったのかもしれません。
ところが、次男については、本当に大変でした…。
もちろん二人とも可愛い息子ですし、比べてはいけないのはわかっていますが、次男の子育てにおいては、「男の子って大変…。」と何度も思いました。
二人の男の子がいるわが家でも兄弟の性格は全く違いますので、「男の子だから絶対大変!」とは言い切れませんが、今回は、よくある男の子の子育ての悩みについて書かせていただきたいと思います。
まず、男の子の子育てで、具体的にどんな点が大変かというと、
●とにかくやんちゃ
●落ち着きがなく、走り回る
●何度も同じことを注意する
などがあげられます。
わが家の次男はまさしくこの3点すべて当てはまっていました。
とにかく、女の子に比べて体力もありますので、活動がパワフル。
親の方も体力をつけなければ、日々疲れてしまいます。
私も、次男が幼児期の頃は、一日中、次男を追っかけまわしている気分でした。
小学生になると、ある程度落ち着きましたが、それまでは本当に大変で、おとなしい女の子がうらやましく思えたものです。
でも、手がかかる反面、男の子は甘えん坊な一面もあり、かわいいと感じることもたくさんありました。
男の子育児に悩んでいる方も、息子のことはきっと、かわいくてたまらないのだと思います。
子育ての悩み!幼稚園で怒られてばかりの息子…
やんちゃな次男も、幼稚園に入園すると、少しは落ち着くかと思っていました。
しかし、私の考えは甘かったです。
なかなか座って先生のお話を聞けない息子。
初めての運動会で、みんながきちんと座って待機している中、息子だけが走り回っていた時は悲しくなりました。
先生に怒られてばかりいた息子ですが、元気いっぱいに育ってくれていると前向きに考え、先生のことを信頼して、落ち着くのをひたすら待ちました。
そうすると、年中になるころには、集団行動にも慣れ、みんなと一緒に先生のお話をやっと落ち着いて聞けるようになりました。
子供が落ち着きがなくて困っているママも多いと思いますが、集団行動を続けていくことで、時期がくれば、やんちゃな子も落ち着くようになりますので、安心してほしいと思います。
しかし、息子は、年長になると、また新たな悩みがでてきました。
何度注意しても、同じことを繰り返すのです…。
年長といえば、小学生に向けての準備期間です。
そろそろ自分のことはある程度自分でできるようにならなければいけません。
しかし、何度注意しても、自分で遊んだおもちゃや道具を片付けることができない息子。
おもちゃで遊んでいても、他に楽しいことを見つけると、すぐそっちに気をとられ、自分が遊んでいたおもちゃを放置してしまいます。
幼稚園でも、使ったクレヨンなどを片付けず、放置したままで次の遊びに行ってしまい、何度も先生に怒られていたようです。
どうして何度注意してもわかってくれないんだろう…だんだん怒ってばかりの自分に疲れてしまうことさえありました。
しかし、ある日先輩ママに相談したところ、こんなことを言われたのです。
「男の子なんて、何度注意したって忘れるのが当たり前だよ。めげずに言い続けるしかないよ!100回いって、やっとわかってくれるかも笑」
冗談半分にいわれましたが、私はこの言葉に救われました。
子育ての悩み!怒ってばかりの自分に反省…
年長になっても、なかなかしっかりできない次男に、悩まされていた私ですが、先輩ママの言葉を聞いて、考え方を改めることにしました。
それと同時に、これまで息子のことを怒ってばかりいた自分をすごく反省しました。
いくら注意しても、しっかりできない息子にイライラして、怒っていましたが、いくら怒っても息子の行動は改善されていなかったのです。
「何回も注意してるのにどうしてわからないの!」そんな風に怒っても、息子には何も響いていなかったんですね。
反省した私は、息子を怒るのではなく、できたときに褒める方針にしました。
片付けができたら、「きちんとお片付けできて偉かったね!」と、声をかけ、一緒に喜ぶようにしました。
すると、息子はやる気をだしてくれ、「次もがんばる!」と、張り切るようになったのです。
それでもやっぱり忘れることもありましたが、それでも以前より随分行動は改善されるようになりました。
やはり、いくら怒っても子供に効き目がない場合は、方針を変えることが大切です。
怒り続けても、状況はよくならないことを実感しました。
まとめ
今回は、男の子の子育てについて書かせていただきました。
やんちゃでパワフルな男の子の子育ては、体力的にも精神的にもとても疲れます。
でもその反面、とっても優しくて甘えん坊なのが男の子のかわいいところ。
将来もとても頼もしいですよね。
ぜひ、悲観的にばかりならずに、男の子育児を楽しんでみてください。