映画『トップガン』と言えば、ハリウッド俳優『トム・クルーズ』の出世作。
そのトップガンが、35年越しに続編『トップガン・マーヴェリック』として再び蘇ります。
今回は、来る公開に向けて、『トップガン・マーヴェリック』の映画の見どころや、
復活の理由など解説しご紹介します。
『トップガン・マーヴェリック』のストーリーとは!?
前作『トップガン』の続編である本作品は、海軍のエリートパイロットを目指す
訓練生であった主人公のマーヴェリックのその後が描かれています。
ストーリー1『天才と呼ばれた男』!!
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校『トップガン』に36年もの時を経て
主人公である『ピート・ミッチェル大佐「マーヴェリック」』が帰って来た。
彼は、天才と呼ばれた男、次世代の戦闘機パイロットに、空の厳しさや、
戦うことの過酷さを教えようと奮闘する。
しかし、マーヴェリックの型破りな指導に訓練生が困惑し反発。
マーヴェリックは、教官として守ることの難しさを知ることになります。
ストーリー2『親友の息子が訓練生に』
訓練生の中には、過去に訓練中の事故で亡くした親友であり同僚の
『グース』(ニック・ブラッドショー中尉)の息子『ルースター』
(ブラッドリー・ブラッドショー大尉)がいたのです。
ルースターは当時バディを組んでいたマーヴェリックの操縦が原因で
父を亡くしたと恨んでおり、やがてこの2人は対峙することになり物語が
進んでいきます。
『トップガン・マーヴェリック』の見どころは
前作同様、航空シーンでは実際の戦闘機での飛行シーンを使う見事な演出で、
合成なしの撮影は圧巻ですね。
本物感が見て感じ取れる作品でもある『トップガン・マーヴェリック』の見どころを
まとめてみました。
主演『トム・クルーズ』のアクションに注目
とにかく、トム・クルーズは期待を裏切らないアクションスターです。
撮影にあたって、50代のトム・クルーズは20〜30代の若手俳優たちに負けず劣らず、
訓練をこなしていたと伝えられています。
【アクションその1】
『凄い!飛行訓練』のシーンは圧巻です。
残念ながらトム・クルーズはF/A-18E/F戦闘機の操縦は許可されることはないですが、
本物への拘りが垣間見える、海軍の現役パイロットによる飛行映像を使っています。
その時の操縦シーンのトム・クルーズにも注目です。
【アクションその2】
バイクファンを魅了する前作の有名なシーン、滑走路を走る戦闘機にバイクで
並走するトム・クルーズです。
その乗っているバイクは前作でも使用された日本の『カワサキ』で今回は
『Ninja H2』が使用されています。
とにかく『カッコいい!!』トム・クルーズが見られます。
次世代との衝突も・・・
前述しましたが、次世代との衝突が描かれています。その次世代には
マーヴェリックの同僚で親友のグースの息子との再会です。
第1作にも幼い姿で登場しているんですよ。
父の死を恨む息子『ルースター』、厳しい教官の訓練に耐え抜く若き訓練生との
世代のギャップを見事演じるトム・クルーズにも注目してみてください。
作品を支える主なキャスト陣
トップガンの続編を願うファンにとって最高のキャストが作品を支えています。
それは前作で活躍したあの俳優もいます。
【おもなキャスト】
- ピート・ミッチェル海軍大佐:トム・クルーズ
(コールサイン:マーヴェリック)
- ブラッドリー・ブラッドショー海軍大尉:マイルズ・テラー
(コールサイン:ルースター)
- ペニー・ベンジャミン:ジェニファー・コネリー
- トム・カザンスキー海軍大将:ヴァル・キルマー
(コールサイン:アイスマン)
- ナターシャ・トレース海軍大尉:モニカ・バルバロ
(コールサイン:フェニックス)
- ルーベン・フィッチ海軍大尉:ジェイ・エリス
(コールサイン:ペイバック)ほか
前作でもライバル同士であった『アイスマン』が登場します。
今回の撮影において、トム・クルーズもヴァル・キルマーの出演を希望している一方、
ヴァル・キルマーも出演を熱望していたようです。
この二人なくしては『トップガン』を語ることはできませんね。
公開日は!!それまで待てない!!
公開日は『2022年5月27日 (金曜日)』
予告編を少しだけ見てみましょう。
出典:YouTube『トップガン・マーヴェリック』予告編
今からワクワクしながら、公開日を待っていましょう。
35年越しに続編『マーヴェリック』として復活した理由は!?
復活した理由の前に、前作である『トップガン』についても少し復習してみましょう。
前作『トップガン』は全米興行成績1位の大ヒット作!!
1986年の全米興行成績1位全世界の興行収入($357,100,000)を記録するなど、
大人気となったアメリカ海軍の艦上戦闘機・F-14のパイロットの物語です。
若きマーヴェリックと美人教官との『LOVE』青春物語に加え、見事な航空アクションが
融合されていましたね。
スリル満点の飛行訓練やミグ戦闘機との戦闘シーンが見ている人はもうスクリーンに
釘付けになる大ヒット作品です。
気になった方は『トップガン・マーヴェリック』を見る前に、ぜひ前作『トップガン』を見て、
復習してみてください。
35年ぶりに復活したその理由は!?
2010年に続編の企画が持ち出されていました。
しかし、2年後の2012年にトニー・スコット監督が死去したことで企画は一時的に
頓挫してしまったようです。
後の2017年に『主演・製作のトム・クルーズ』が続編の再始動を伝えることになります。
その理由に、トム・クルーズ自身「本当に良いストーリーを作ってくれた」
「とても良くできた脚本でキャラクターを演じるのがすごく楽しい」と答えています。
つまり、素晴らしい脚本に出会え、トム・クルーズ自身が心に響いた脚本だったのですね。
35年の思いが詰まった『トップガン・マーヴェリック』に期待がどんどん膨らんできますね。
トム・クルーズの主な出演作品
『トップガン』はトム・クルーズの出世作といえますが、そのほかにも話題作に出演しています。
その代表的な作品をご紹介します。
【トム・クルーズの出演作品】
- 『トップガン』シリーズ
- 『ミッション・インポッシブル』シリーズ
- 『ジャック・リーチャー』シリーズ
- 『ラスト サムライ』※共演:渡辺謙で話題に!
- 『卒業白書』※高校3年生のトム・クルーズ
- 『レインマン』
- 『7月4日に生まれて』
- 『ア・フュー・グッドメン』
- 『ザ・ファーム 法律事務所』
- 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
- 『ナイト&デイ』
- 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』※トム・クルーズが戦死・・・!?気がつけば出撃前の自分に戻る『ループ』!?
そのほかにもたくさんの作品に出演されている『トム・クルーズ』です。
実は私、今ミッションインポッシブルシリーズにはまっています^^;
まとめ
海軍エリートパイロット訓練校『トップガン』の訓練生の物語です。
35年振りにマーヴェリックが教官として戻るよう命令した大佐はあのライバルだった
『アイスマン』でした。
物語のカギとなるのは、亡くなった親友グースの息子『ブラッドリー』です。
アクション映画の中でもとても秀逸な作品だからこそ、主演を務める『トム・クルーズ』の
熱意が感じられる映画に仕上がっています。
その迫力を、見ている私たちが肌で感じ取ることが出来る素晴らしい映画です。
ぜひ、劇場で、マーヴェリックの新たなストーリーを見届けてみましょう。