食品ロスの半分は家庭から出ている 今日からできる食品ロス対策

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「食品ロス」について、あなたはどれくらい知っていますか?

 

「食品ロス」と聞くと、食品メーカーやスーパーで出ていると思われがちですが、

食品ロスの約半分の量が、なんと家庭から出ているのです。

 

家庭内で食品ロスを減らすコツは、とてもシンプルです。

「必要な分だけ買う」「食べきれる量を作る」「適切に保存して最後まで

おいしく食べきる」それだけです!

 

今回の記事では、家庭での食品ロスの現状や対策についてご紹介いたします。

食材を無駄なく使って、おいしく食べきりましょう!

 

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これだけある!家庭での食品ロスの現状

年間600万トンもの食品が廃棄されているという現状が、日本ではあります。

食品ロスは、深刻な社会問題になっていますが、生産業や外食産業などに

限ったことではありません。

食品ロスの半分は、家庭から出ているのです。

 

まず、家庭から出る食品ロスは、3種類あります。

・料理を作りすぎて残ってしまう「食べ残し」

・野菜の皮や茎など、食べられる部分まで余分に切って捨ててしまう「過剰除去」

・開封するまでに食品の賞味期限が切れたり傷んだりしてしまい、食べずに

捨ててしまう「直接廃棄」

 

現状

「食品ロス」と聞いて、「家庭内でのロス」とすぐにイメージする人は、

多くないと思います。

 

私たちは日頃から、スーパーなどで食料品を買いますが、うっかり同じものを

買ってしまったり、使う前に賞味期限が切れてしまって、処分してしまうものも

ありますよね。

食材が傷んでいるように感じると、賞味期限内であっても処分することもあります。

 

これでは、「家庭内での食品ロス」が増える一方ですね。

さらに、家計の無駄にもつながります。

 

まずは、買い物に行く前に、冷蔵庫の中身を確認して、必要なものを

ピックアップしてから出掛けるようにするだけで、環境にもおサイフにも優しいですね。

 

 

今日からできる食品ロス対策

すぐにできる食品ロス対策は、たくさんあります。以下にまとめてみました。

 

食品を無駄にしない買い物のコツ

・買い物に行く前に、冷蔵庫の中身をチェックし、「買い物メモ」を書く

私は個人的に、「買い物メモ」を書くだけでなく、冷蔵庫内をスマホで

撮影してから買い物に行きます。買い物中でも冷蔵庫内がすぐに確認できて、

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とても便利ですよ。

これは一人暮らしのころから習慣になっていて、家庭を持った今も続けています。

 

自宅の冷蔵庫が大容量なものではないので、食材を適当に買うと、

すぐに冷蔵庫内がパンパンになってしまうのですが、この方法は簡単なのに

無駄買いを減らすことができます!

 

・食品は必要な分だけ買う

不要なまとめ買いはせず、必要な分だけ買って、食べきることが望ましいです。

「安いから」という理由だけで余分に買うと、結局食べる前に傷んでしまいがちです。

 

たくさん食材を買ったときは、下処理をして早めに冷凍するようにすると、

料理をするときにも時短で便利。また、同じ商品が複数ある場合は、

古いものから先に使いましょう。

 

・食品の期限表示を確認して選ぶ

あなたもスーパーで買い物をするとき、少しでも賞味期限が長いものを

買おうとすることはありませんか?

 

私も昔、スーパーでアルバイトをしていたときに、陳列棚の奥から商品を取る

といった光景を目にしていました。「人って、すぐに食べるものでも新鮮なものが

買いたくなるものなんだな」と感じていました。

 

実際、我が家でも、子供が小さいため、「少しでも新鮮なものを食べさせたい」と、

期限の長いものを選んでしまいます。

でも、逆にすぐに使う予定の食材は、陳列棚の手前から賞味期限が短いものを

取るようにして、お店に迷惑がかからないよう気を付けています。

 

調理・保存のコツ

調理

・野菜はできるだけ捨てる部分が少なくなるよう、ていねいに切る

・そのとき食べられる分だけ、調理する

・食材が余りそうなときは、レシピ検索をして、食材を使い切る

たとえば、カレーをたくさん作ったら、「カレーうどん」「カレーピラフ」にするなど。

残りは小分けにして冷凍保存するのが正解。

 

保存

・余ってしまった食材は、冷凍するなど、食材に適した方法で保存する

・食べ忘れ防止のため、冷蔵庫内は、家族の誰が見ても分かりやすく整頓しておく

 

★賞味期限とは、おいしくたべることができる期限です。適切に保存していれば、

期限が切れたからと言って、すぐに食べられなくなってしまうわけではありません。

未開封のものはしっかり加熱調理すれば食べられるものもあるので、工夫してみましょう。

 

★消費期限とは、期限が過ぎたら、食べない方がよい期限です。

できるだけ期限内に開封し食べ切りましょう。

 

 

まとめ

食品ロスとは、本来ならまだ食べられるはずのものが無駄にされ、

廃棄されることを指します。

 

食材は、古いものから先に使うクセをつけましょう。新しく買ってきたものを

先に使うと、もともとあったものが傷んでしまう可能性があります。

 

また、食材が余ってしまったら、リメイクレシピや、アレンジレシピを

調べたりして、食べ切りましょう。

 

少しの工夫で、家計にも環境にも配慮した生活ができますよ。

 

いまいちど、冷蔵庫の中身や、家計を見直してみませんか?

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