子育てに一度も悩んだことがないという人はいないのではないでしょうか。
子育ては楽しいこともたくさんありますが、わが子を思うがゆえに悩みもつきませんよね。
そんな悩みの中でも、今回は子供のわがままについて書きたいと思います。
子育ての悩み!わがままを言う息子!
わが家の息子は、2歳頃のイヤイヤ期が本当に大変で、私はかなり悩まされました。
わがまま放題の息子に対して、どう対応していいのかわからない日々が続きました。
とにかく言うことを聞かないので、何をするにも時間がかかってしょうがありませんでした。
出かける支度をするのにも、洋服を着たくない!靴を履きたくない!やっぱり外に行きたくない!と、次々とわがままを言うので、こちらもイライラしてしまいストレスがたまります。
来年入園なのに、こんな状態で大丈夫なんだろうか…不安が募った私は、ある程度ルールを守れるようになってほしいと、息子に習い事をさせてみることにしました。
子育ての悩み!男の子って大変?!
わがまま放題の息子に落ち着いてほしくて、習い事を始めてみたのですが、そんなにうまくは行きませんでした。
週一回リトミック教室に通うことになったのですが、まず出かけるまでが大変です。
「行きたくない!」と言い張る息子をなだめて、なんとか教室に向かいます。
教室が始まると、周りの同じ年齢の子がきちんと先生のお話しを聞いている中、息子は一人で走り回ります…。
その光景をみて、ますます私は落ち込んでしまいました。
次第に、なんとかきちんと参加させなければ!そんな思いが募っていきました。
走り回るわが子をつかまえて、何とか先生の話を聞かせます。
しかし、先生と一緒にリズムをとって楽しそうに踊る女の子たちを目の前に、わが子は同じようなタイプの男の子と戦いごっこを始める始末…。
時には、お友達のことを叩いてしまい、泣かせてしまうことも…。
男女の差を見せつけられた気がしました。
女の子っていいなぁ。育てやすそうだなぁとかなりうらやましく思いました。
もちろん、男の子でもきちんと教室に参加している子もいましたが、わが子はとにかくやんちゃなタイプ。
月謝を払って教室に参加しているのに、全然先生の話を聞かずに走り回っている息子の姿を見て、私はどんどん悲しくなり、結果、習い事をやめることにしました。
ある日息子が私に言ったのです。
「リトミックじゃなくて公園で遊びたい!!」
そうか…公園に行きたいのか…。
がっかりしながらも、今の段階では習い事は無理だと判断し、息子のいうとおり日々公園に通うことにしました。
公園では相変わらず走りまわって楽しそうな息子。
男の子の子育てって本当に大変だと思います。
女の子より体力はあるし、外で遊ばせてあげないと、家では大暴れ。
お友達とも戦いごっこをして、時には喧嘩してけがをしたりさせられたり。
わが家の場合、入園前の習い事も無理でした。
先生の話に従って体を動かすより、自分で自由に走り回る方が断然楽しい様子でした。
私自身、女兄弟しかいなかったので、元気でパワフルな男の子の育て方には戸惑うことも多かったように感じます。
子育てのイライラを反省…
わがまま放題で手が付けられなかったやんちゃな息子でしたが、幼稚園に入園して半年くらいたつと、次第に座って先生の話がきちんと聞けるようになっていきました。
お遊戯会で、みんなとそろってダンスをしている姿を見た時は、感動して泣きそうになってしまいました。
入園前、あんなに息子の落ち着きのなさを心配した私でしたが、幼稚園で集団生活を送るうちに、次第に息子もみんなと合わせて行動できるようになっていったのです。
先生にも、「○○くんは、いつも元気があってみんなをもりあげてくれますよ。」と言っていただき、なんだか入園前の自分の行動をすごく反省しました。
嫌がる息子を無理やり習いごとに連れて行き、座って話がきけないことをすごく叱ったりしました。
「どうしてみんなと一緒にダンスできないの?!」と責めたこともありました。
今思えば、怒られながらリトミックをしたところで、何も楽しくありませんよね。
いつも眉間にしわをよせたママとリトミックをしなさいといわれても、それは嫌がるはずです。
息子のためにと思って始めた習い事でしたが、息子にとっては拷問だったのかもしれません。
勝手に習わせておきながら、イライラしてしまっていたことをすごく反省しました。
まとめ
今回は、わがままをいう息子に悩んだ日々、男の子の子育ての大変さについて書かせていただきました。
言うことをなかなか聞いてくれなかった息子ですが、今は優しい息子に育ってくれています。
幼児期の男の子は少し危険なくらい元気いっぱい。
きっとお母さんを悩ませている子もたくさんいると思います。
でも、過剰に心配して、無理やり親に従わせようとしても逆効果です。
元気いっぱいのわが子をもっとポジティブに考えましょう。
子供は元気が一番です。
少しくらいやんちゃでも、成長するにつれて、落ち着いていきますので、押さえつけるのではなく、自由にさせてあげてほしいと思います。
女の子に比べたら多少手はかかりますが、将来はきっと頼もしく優しい子に育ってお母さんのことを助けてくれるはずです。
今は私も、わが子が男の子でよかったなと思うことがたくさんあります。