ダイエットを検討されているかたにとって「置き換えダイエット」をご存じのかたも
少なくないでしょう。
美容と健康に配慮されたダイエット法で、今や芸能人や有名モデルさんも取り入れ、
確かな効果があると人気ですね。
しかし、多くの方が利用している置き換えダイエットですが、残念ながら効果が
見られなかった方もおられます。
今回は、置き換えダイエットの正しいやり方と、期間やその効果についてご紹介します。
この記事を読んで、正しい置き換えダイエットを取り入れ、ぜひ『美ボディー』を取り
戻しましょう。
置き換えダイエットは3食とも置き換える?!
このダイエット法は、短期間でも効果が期待できますが、間違ったやり方だと、リバンドして
しまう可能性もあります。
そのような事がないよう、正しいやり方とダイエットの注意点を見ていきましょう。
置き換えダイエットとは!?
置き換えダイエットとは、1日の食事が『朝・昼・夕』の3食として、1回か2回
『置き換え専用食品』や『栄養バランスが高い食品』に置き換えて食事をする
ダイエット方法です。
いまや、食品を扱う各社から、種類も豊富に置き換えダイエット食品が発売されています。
置き換えダイエットの正しいやり方
はじめての方も取り組みやすいのが『夕食を置き替える』方法です。そのやり方を
順にご説明します。
- 置き換えダイエット期間を1~2ヵ月と設定する
短期間で急激にカロリー量を減らしてしまうと、体が耐えきれなくなり逆効果になり
リバウンドの原因になります。
- 毎日3食の内夕食を『置き換え食品』に切り替える
いきなりカロリー摂取量を減らしてしますと、体内の栄養バランスが崩れ、かえって
体が耐えきれなくなり体調不良にもなりかねないので1食から始めましょう。
- 朝食・昼食は普段通りバランスの取れた食事を摂る
置き換えダイエットは、一日の摂取カロリーを抑えることにあります。
そのため、『朝・昼の食事』がとても大切でバランスの取れた食事をすることが
重要です。
- 夕食は置き換え食品で栄養を摂る
各社から数々の置き換え食品は発売されています。ご自身にあった食品を選びましょう。
【置き換え食品の特徴】
置き換え食品は、1食分のカロリーや糖質などが適正量に計算されて配合されている
置き換え専用の食品です。
身体を健康に保つために必要な5大要素である、『炭水化物と脂質』を省き、
『タンパク質・ビタミン・ミネラル・植物繊維』などの栄養分がバランスよく配合
されているのが特徴です。
自分で栄養バランスを考えながら食事の準備をする必要もなく、簡単に摂取することが
できる便利な食品です。
【置き換え食品の選び方】
置き換え食品は4つの選び方があります。ご自身が気に入るメニューから選びましょう。
- 味や形状で選ぶ
- カロリー摂取量で選ぶ
- どのくらい栄養素が抑えられているかで選ぶ
- 毎日食べる物なので、コストパフォーマンスで選ぶ
食品メーカーから豊富な種類が発売されているので、ご自身が食べやすいと思う製品を
選ぶといいですよ。
置き換え専用食品を使用しない場合は、置き換えダイエットに効果がある食品がおすすめです。
【置き換えダイエットに効果がある食材】
- 豆腐
- キャベツ・レタス
- オールブラン・ふすまを多く含むもの
- ところてん
- 茹でたササミ
- グリーンスムージー
葉野菜には少しの糖質が含まれていますが、その他の食材には糖質は0です。
葉野菜の糖質を気にされることは何もありません。
キャベツには沢山の食物繊維が多く含まれ、糖質を押さえてくれます。
葉野菜は蒸してしっかり咀嚼(そしゃく)して食べるといいです。
- 夕食の時間帯は18:00~19:00までに食事を終える
夜は一日の中で一番消費されない時間です。そのため、早めに夕食を摂ることが重要です。
寝る直前に食事をすることは絶対に避けなければなりません。
- 間食に注意
ダイエットの天敵は『間食』です。食事制限をするストレスから甘いものが食べたく
なりますね。
そんな時は、気分を紛らわす行動をとるか、カロリーの少ない間食で済ませましょう。
ノンシュガーのお菓子や、80~100kcal程度の間食に抑えましょう。
7. 停滞期が来たら減量した体を維持する
2ヵ月ほどで体重が減りにくくなる『停滞期』に入ります。その時がダイエットを挫折
してしまう方も多いんです。
ストレスからくる暴飲暴食が『リバウンド』の原因なので、無理に摂取カロリーを減らさず、
体重を維持することに専念することが大切です。
ここを乗り切って、ダイエットを成功させましょう。
8. 置き換えダイエット中の水分補給は必要
ダイエット中は、意外と水分を失ってしまっていることがあります。
運動量を増やしたり、長い入浴をしたりすることで汗をかき水分が失われたりします。
ダイエット中は1.2ℓ~1.5ℓの水分を摂るように心がけます。ただし、糖分を含む飲料水は
控えましょう。
ダイエット中の水分補給には『水』や『ノンカフェインのお茶』などがおすすめです。
ここまで、置き換えダイエットの正しい方法を説明しましたがいかがでしたか?
一日の食事で一食だけ置き換え食品に切り替えるだけで、朝食や昼食は普段通り食べていい
ダイエット法です。
正しいやり方で、置き換えダイエットに取り組んでみてください。
以下の記事では置き換えダイエットにおすすめの食品をご紹介しています。
あわせてどうぞ⇒置き換えダイエット食品ご紹介!市販や通販で買える厳選食品18選
次に、ダイエットをするうえで、どんな方法でも注意しなければならないことが
必ずあります。
その『注意点は何か!』を詳しく見ていきましょう。
置き換えダイエットの注意点!!
比較的、短期間で効果が見られる置き換えダイエットでも3つの注意点があります。
1. 間食の誘惑に負けない心構え
一度の誘惑で、今までやって来たダイエットが台無しです『努力が報われない』ことに
なりかねません。
無必要な間食はしない!!
2. 置き換えダイエット完了後の食事に注意
ダイエットに成功した!この気のゆるみが危険です。
いきなりカロリーオーバーな食事をしてしまうと『リバウンド』が待ち受けています。
カロリー計算をしてバランス良く、摂る量を少しづつ増やしていくことをおすすめします。
決して『暴飲暴食』はしないと心に決めてくださいね。
3. 置き換えダイエット中も運動(筋トレ)をする
ダイエット中は運動をしないと筋力が低下してしまう方も少なくないでしょう。
筋肉量が減ると代謝が低下し痩せにくいしリバウンドしやすい体になってしまいます。
自宅で出来るような、簡単な筋トレを心がけてください。
「置き換えダイエットのリスクと弊害」について以下の記事で詳しく解説しています。
他のダイエットとの違いって何!?
置き換えダイエットと、そのほかのダイエットの違いを比較してみました。
- ファスティングダイエットとの比較
ファスティングダイエットとは週に1~2回のプチ断食
完全に絶食するのではなく酵素ドリンクや老廃物の排出効果を促進するドリンクを
飲むダイエット。今まで食べて疲れた胃や腸を、何も食べないことで休ませる方法。
【置き換えダイエットとの違い】
どちらも食品を使う点は似ていますが『絶食・断食』はしません。
普段の食事+置き換え食品なので、一日に必要な栄養素を摂取しながら痩せる方法が
違います。
- 運動・筋トレとの違い
筋トレは脂肪を燃焼させて、必要のない脂肪を減らします。
ただし、かなりの運動量が必要で、やり過ぎは、筋肉がつき体重が増えることになります。
【置き換えとの比較】
筋トレはダイエットには非常に有効ですが、人間の生命維持は何といっても食事ですね。
筋トレをしても、太る原因の食事の量を改善しなければまた太ります。
だから食事の改善と併用して筋トレを行うのがベスト
まとめ
置き換えダイエットの正しいやり方と、注意点をご紹介しましたがいかがでしたか?
このダイエット法では短期間ではなく少なくとも1~2ヵ月間やってみることが
大切です。
その間は間食の誘惑や、ダイエットでストレスが溜まり、ついつい暴飲暴食をして
しまう方もいらっしゃるでしょう。
これが失敗のもと、リバウンドが起こってしまいます。せっかくここまで来たのだから
諦めてないでください。
停滞期に入ったら、体が一旦休憩してほしいと訴えていると思ってください。
無理にダイエットを続けるのではなく、減量した体重を維持するようにしましょう。
体は正直です!
ふたたび置き換えダイエットに応えてくれるでしょう。