一人暮らしをするようになると食費や水道代でいろいろと出費が重なりますよね。
でも意外と高くてビックリするのが光熱費ではないでしょうか。
「家を決めるときに家賃や食費の計算はしていたけど、光熱費がこんなに高いなんて予想外!」
という人もいるでしょう。
そこで今回は一人暮らしの光熱費の平均と節約術などについて紹介していきます。
光熱費が気になる人はぜひ最後までご覧ください。
一人暮らしの光熱費の平均はアテにならない?
結論を言うと、一人暮らしの光熱費の平均は9000円前後でしょう。
2017年の光熱費・水道代は平均1万1380円でした。
水道代が平均約2000円と言われているので、計算すると9000円ほどになります。
(※)2017年一人暮らしの人の光熱費 総務省「1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出」
しかし実際には一人暮らしの規模に大きく依存します。
ですので大切なのは、自分がどれだけ光熱費を毎月払っているのかを計算し、そこから
できることを考えることです。
オール電化の家とガスと電気のハイブリット型の家は、単純にオール電化の方が光熱費が
高くつきます。
広い部屋や日当たりの悪い部屋であれば電気をつけている時間も長く、照明の数も多くなる
ので電気代が増します。
このように一人暮らしの平均光熱費は意外とアテにならないものなのです。
一人暮らしで毎月の平均光熱費から節約する方法
一人暮らしで毎月の平均光熱費がわかったら、どこを節約するか考えましょう。
まずはガス、電気どちらにも言えることですが、無駄な使い方はやめましょう。
外出するのに部屋の電気をつけたままにしておくことや、お湯を沸かすのに必要な水量を
超えてやかんに入れるといったことはまずやめましょう。
もしこれらのような無駄遣いをしていたのであれば、やめることでかなり光熱費を節約できます。
ガスの場合は無駄遣いをやめるだけでかなり節約することができますが、電気はさらに工夫
することで節約することができます。
電気はどの家にも必須ですから、今回は誰でも試すことができる方法を紹介します。
- エアコンの温度を調節する
- 家電をつけっぱなしにしない
- 電力会社にプランの見直しをしてもらう
では順番に紹介していきます。
- エアコンの温度を調節する
エアコンの温度を調節しましょう。
まず当たり前ですが、過度な温度での使用を控えましょう。
冬場や夏場はどうしてもエアコンが必要になりますが、エコ設定がされているエアコンであれば、エコ設定から1度ほどの差でとどめましょう。
またエアコンを使わなくても良いような環境、使うとしても温度を控えめにできるような環境を
作りましょう。
例えば、夏場であればサーキュレーターや扇風機をしようし、エアコンの風が部屋全体にいきわたるようにすることがおすすめです。
たいていのエアコンは部屋の一部分しか影響を与えることができません。
しかし空気が滞った状態をサーキュレーターなどの風で循環させることで部屋全体に適温を巡らせることができます。
空気を循環させることができれば、過度な温度でのエアコンの使用も必要ではありません。
また、窓にスキマテープやプチプチなどを貼ることで保温力を高め、外の空気と部屋の空気をより分離する方法も有効です。
- 家電をつけっぱなしにしない
2つ目は家電をつけっぱなしにすることをやめましょう。
電気をつけっぱなしの状態をやめるだけでもかなりの節約ができます。
また電源タップなどを使用すれば、待機電力も減らすことができます。
一か月ほどでは効果を感じることは難しいかもしれませんが、長い目で見ると大切なことです。
ただ、電気のつけっぱなしは良くないからと言って、短い時間の間に何度もつけたり消したりすることはやめましょう。
電気は付けるときに強い電力を必要とすると言われているので、むやみにつけたり消したりすることは逆に電気代を重ねることになるので気を付けましょう。
- 電力会社にプランの見直しをしてもらう
電力会社に電気プランを見直してもらうことも有効です。
特にこの節約方法はコロナウイルスの影響で家にいる時間が増えた人におすすめです。
一人暮らしで仕事をしていれば、基本日中は家を留守にします。
電気プランの中には夜の時間が安い代わりに昼の時間が少し高く電気代が付くプランもあります。
ですので、リモートワークや時差出勤の影響で家にいる時間が長くなった場合は、昼の電気使用量が例年に比べて増えた影響で電気代が増している場合もあります。
現在は基本は電気プランを自分で選ぶことができるので、まずは電力会社へ電話して、自分のプランと今の生活がマッチしているかを確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は一人暮らしの光熱費の平均の紹介、また特に電気代に関する光熱費の節約方法についても
解説しました。
電気代は毎月かかるものですが、節約することで負担を減らすことができます。
まずは毎月の電気代を調べるところから始めてみてはいかがでしょうか。