なぜか急に夜中に片付け掃除がしたくなる心理!実はストレスが影響してる⁉

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学生さんならテスト前や社会人の方なら大事な会議や早起きが必要な

前日の夜中に無性に片付けをしたくなった経験はありませんか?

 

かくいう私も大事な報告会の前日の夜に掃除を始めてしまい、

気づいたら3時…なんて経験があります。

 

本当なら資料の確認や十分な睡眠時間を取りたいはずなので、

優先度の低い「掃除」をしてしまうのでしょうか?

 

これは今、あなたが受けている「ストレス」が関係しています。

 

今回は急に夜中に片付け掃除がしたくなる心理について、解説していきます。

 

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なぜ急に夜中に片付けや掃除がしたくなる?

 

夜中に「掃除」をするのは、「ストレス」に対する反応であるといわれています。

掃除がもたらす効果や心理は大きく以下の2つだと思います。

 

  • ストレス(イライラ)を軽減する
  • ストレスから逃げる

 

それでは、それぞれについて解説します。

 

まず、①は今感じているストレスを少しでも減らそうという人の心理になります。

 

人の脳には前頭葉と呼ばれる平常心をコントロールする器官があります。

 

掃除などの単純作業を黙々と集中して行うことで、この前頭葉を鍛えることができ、

イライラを減らすことが知られています。

 

また、大事な仕事の前には「ちゃんとうまくできるかなぁ」なんてストレスが

つきまとうものです。

このストレスを少しでも紛らわせようと、先取りして別のことで達成感を味わうなんて

心理もあるようです。

 

思えば私も、今やらないといけない仕事があるのに、

掃除をしたり、締切が先の仕事に手を伸ばしてしまうことも多々ありました…。

 

知らず知らずのうちに身体がストレスに反応してしまっているといえますね。

 

次に②はストレスから逃げる、つまり「現実逃避」になります。

 

ただ、「現実逃避」をするだけなら、ゲームやスマホなど、

様々なコンテンツがあるのに、なぜ「掃除」なのでしょうか

 

これは心理学でも提唱されているセルフ・ハンディキャップという概念が

大きく関わっています。

 

これはアメリカの心理学者が提唱した理論で、

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「自分の失敗を外的要因に、成功を内的要因に求めるための機会を増やす」という

人間の心理を指したものです。

 

何がなんだかわかりませんよね?

簡単にいってしまうと、「自分の失敗はお前のせい、成功は俺のおかげ」という

ジャイアンみたいな考えを指します。

 

つまり、次の日の会議の失敗は、夜通ししてしまった掃除のせいだ!

自分自身に「言い訳」を作っているということです。

 

確かにゲームやスマホを触っていたのであれば、失敗の理由にはしにくいですよね?

「掃除」は正式な言い訳にできるように選ばれた1つの手段ということです。

 

 

実は夜中の掃除はストレス発散⁉少し気持ちの余裕が大切かも…

 

それでは「ストレス」を受けた時、どのような対処をすればよいでしょうか。

 

まずは、これまであなたが経験してきた心配事ってどれだけ現実に起きてきたか、

振り返ってみてください

 

人によるかもしれませんが、ほとんどが杞憂に終わることって多くなかったでしょうか?

 

そうなんです。精神論の一種になるかもしれませんが、

「心配事のほとんどは現実におきません。」

(“心配事の9割は起こらない”なんて本も出版されています。)

 

ですので、掃除はお休みの日に回しておいて、しっかりと睡眠をとることを

おすすめします。

 

全然眠くないよって方には、「読書」がおすすめです。

活字には「脳を整理する」効果や「入眠」への効果が期待されます。

 

また、本の中に自分の心配事に関する解決策が書かれていれば、

一層安心して眠ることができるといわれています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

以上をまとめますと、

 

  • ストレスを受けた時の反応として、「掃除」が選ばれている
  • 「掃除」の目的はストレスを減らすか、ストレスから逃げる
  • ストレスの要因(心配事)は現実ほとんど起こらない

 

となります。

ストレスに対する対処法は人によって様々です。

 

自分にあったストレスの解消法ももちろんありますが、筆者がおすすめした

読書もかなり効果があると思います。

 

この記事が皆さんのお役にたてば何よりです。

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