古墳の形と種類にはどんなものがある?墳活のための予備知識

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みなさん『墳活』ってご存じですか?数年前から人気急上昇の『古墳を巡る・調べる』

そんな活動のことで、『古墳女子』や『墳活』と呼ばれるようになったのですね。いま

流行りの言葉で言う『古墳ヲタク』と言うことですね。

 

古墳というと、確か小学生のころ、歴史の勉強で学んだ大阪府堺市にある『仁徳天皇陵』

を想像する方が多いのではないでしょうか。そして、『百舌鳥・古市古墳群』の世界遺産

登録でさらに人気が高まったのでしょうね。

 

では、その古墳の魅力っていったいどこにあるんでしょう!そして、古墳にはどんな形や

種類があるのか?そのあたりのことを今回は探ってみることにしました。興味を持たれ

た方の『墳活』デビューの参考にご紹介します。

 

 

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古墳の形とその種類は

 

古墳は『前方後円墳・帆立貝形墳・円墳・方墳』の4種類があります。その数はなんと

全国で16万基以上あり、コンビニの店舗数と比較すると3倍以上にも及び、大都会(首都圏)

にもたくさん見ることが出来ます。まずは、古墳の形から見ていきましょう。

 

前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)

 

もっとも代表的な古墳です。上からみると『鍵穴の形』をしていますね。『円墳』と

『方墳』が連結されたような形で、おそらく皆さんが歴史で学んだのが、日本最大の

『仁徳天皇陵古墳』ではないですか。方墳が少し小さく細長いものもあり、上から見ると

『じゃもじ』の形に見える古墳もあります。

 

この前方後円墳はヤマト王権の王やその親族、また、政権に携わった豪族の首長クラス

のみ建造が許されたもので、由緒あるお墓といえますね。この形のお墓は東京のど真ん中

、東京タワー近くの『芝公園の一角』に全長125mもの大きさの古墳があるんですよ。これは驚きですね!

 

帆立貝形墳(ほたてがいけいふん)

 

前方後円墳一種ですが、前方墳が小さく短くした造りとなっていて、上から見るとまるで

『帆立貝の形』に見えるのが特徴です。この古墳は、主に古墳時代の中期ごろに造られ、

一説によると「前方後円墳のように前方部を付けることを大王様にやめさせられたことが

原因でこのような形になったとか・・・。

 

これはもう探さずにはいられませんね!ますます興味が湧いてきました。

 

円墳(えんふん)

 

日本の古墳で一番多いのがこの『円墳』です。『墳丘』の部分が公園のように整備されて

いるものもあり、高さのある円墳の頂上から眺める街は、まるで大パノラマが見れる場所

もあり、『古墳女子』にはとても魅力を感じる古墳の一つといえますね。

 

方墳(ほうふん)

 

四角い形の古墳です。古墳時代の後半ごろに造られており、6世紀末以降には大王のお墓

も方墳に変わって来たようです。

この方墳は、出雲に集中していることが多く、形には『前方後方墳』など前も後ろも

四角い形をした古墳もあります。方墳を代表するのは島根県安来市の『大成古墳』や

1辺60mの『造山古墳』が最も大きい方墳です。

 

その他にも『上円下方墳・石舞台古墳』

 

『上円下方墳』は、見た目は円墳なんですが、上から見ると下から三段築成(さんだん

ちくせい)『四角・四角・丸』の形をしているお墓です。代表的な古墳では東京都府中市の

『武蔵府中熊野神社古墳』です。初めて見る人は「えっ!UFO?」と思うかもしれませんね。

 

『石舞台古墳』は、もとは土を盛り上げて造られた墳丘で覆われていたのですが、その

盛った土が削られ失われ、その中にあった横穴式石室が露出したものです。時が過ぎると

ともに現れた古墳の一種ですね。

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古墳のある土地を探す

 

前述しました通り北は北海道から南は九州まで古墳が造られています。都道府県別に代表的

な古墳を調べてみました。全国で約16万基ある古墳の、ほんの一部ですがご紹介します。

 

北海道の古墳『江別(えべつ)古墳群』

 

北海道で唯一現存するする古墳群です。どれも小規模な円墳で、8世紀から9世紀頃の築造で、

国内最北端の国指定史跡として1998年に指定されています』

 

東北地方の古墳『青森県・丹後平(たんごたい)古墳群

 

古墳時代末期から奈良時代で7世紀から8世紀にかけて築かれたと推定される古墳群です。

総数は100基以上あり大きさは5mから10mほどの小さな円墳です、国指定史跡として

1999年に指定されています。

 

首都圏の古墳『東京都・天文台構内古墳』

 

全国で5基しか確認されていない『上円下方墳』です。1段目は一辺約28mの方墳で、

2段目は直径18mの円墳となっています。本当にUFOのような形をしているか上から

見てみたいですね。同じく人気のあるのが『武蔵府中熊野神社古墳』です。東京の皆さん、

こんなところに古墳があるんですよ。

 

近畿地方の古墳『大阪府堺市・百舌鳥(もず)古墳群』

 

大阪府堺市にある古墳群です。東西南北に約4㎞の範囲に分布している古墳群で国内最大の

前方後円墳の『大山古墳』(仁徳天皇陵古墳)は誰もが知っている有名な古墳ですね。

宮内庁が管理する陵墓など現在では40基ほど確認されています。2019年世界文化遺産の

登録が決定されました。

 

中国地方の古墳『鳥取県・布勢古墳』

 

全長60mで、後円部が直径30m・高さ6mと前方部が幅20m・高さ4mある前方後円墳です。

この古墳は実調査のため埋葬施設などは不明で、墳丘から発見されたものから6世紀ごろの

築造と推測されます。国指定史跡として1974年に指定されています。

 

四国地方の古墳『愛媛県・妙見山(みょうけんさん)古墳』

 

この古墳は標高80mの丘陵上(きゅうりょうじょう)に造られた全長55mの前方後円墳です。

前方部が短いのが特徴で、葺石(ふきいし)が敷かれています。後円部と前方部に竪穴式石室

があり、出土品から3世紀後半と推測され、国指定史跡として2010年に指定された古墳です。

 

九州地方の古墳『鹿児島県・横瀬古墳』

 

全長132mで後円部直径64mと前方部長さ約68m・幅72mの前方後円墳です。かつては周辺に

小円墳が存在していたと言われていますが、現在ではその円墳は消滅しています。後円部頂

には竪穴式石室があり、出土品から5世紀後半の築造と推定され、国指定史跡として1943年に

指定されています

 

一部ではありますが、全国の古墳を探ってきましたが、皆さん興味が湧きましたでしょうか!

お墓というとお寺にあるお墓を想像しますが、世界で有名なあの『ピラミッド』も古代のお墓ですよね。昔の生活を知る貴重な資料として現在も調査されている古墳、皆さんもご一緒に古墳時代にタイムスリップしましょう。

 

古墳が作られた理由とは!

 

古墳の歴史は、さかのぼること弥生時代終末の3世紀中ごろから7世紀にかけて築かれた

お墓なんです。当時の古墳は土を高く盛って出来たお墓(盛り上がった部分を

『墳丘(ふんきゅう)』という)を指し、この時代を考古学的に古墳時代と呼ばれています。

古墳は、北海道から九州にいたるまで発見されており、ヤマト王権の王や親族などや地域の

偉い人、そして中流階級人のお墓といえます。大きいもので墳丘が500mに近い大山古墳

(仁徳天皇陵古墳)から直径10mと小さいものまであり、形もさまざまで円形のものや

四角いものまであり、そのなかでも丸い古墳が全体の9割を占めています。

 

 

まとめ

 

『古墳』とは1,700年~1,300年前に築造されたお墓のことですが、日本の歴史を紐解く

大切な資料でもあります。その姿は広大な広さのあるものから、小さな丘のように造られた

ものまでいろいろな大きさの古墳が発見されていて、その古墳巡りを楽しむのが今人気の

墳活』や『古墳女子』です。

皆さんも、日本全国で16万基あると言われる古墳を探ってみませんか?全国に点在する古墳

を巡って、古墳時代にタイムスリップしましょう。

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